両者にとって思惑通りには事が運ばなかった、マックス・マイヤーとクリスタル・パレスが、早期に契約を解消することで「双方合意」へと達した。2年半前にシャルケから移籍金なしで、年俸約500万ユーロ、2021年6月末日までの契約にて加入していた同選手。

 移籍初年度こそ29試合に出場したものの、翌シーズンでは17試合の出場にとどまっており、さらに今シーズンに至っては全くもって出場機会さえ得られていない。また最近では、セカンドチームへと送致されるなど、ホッジソン監督の構想から外されていた。(最後のプレミアで出場したのは7月12日のアストン・ヴィラ戦)

 これにより2016年までにドイツ代表として4試合に出場した経験をもつ25才の攻撃的MFは、これからフリートランスファーにて獲得が可能ということに。ただクリスタル・パレスでは公式戦56試合に出場し2得点に終わった同選手の行き先は、今のところはまだ明らかにはなっていない。