金曜夜に行われた1.FCウニオン・ベルリンとのアウェイ戦にて、敗戦を喫することとなったバイヤー・レヴァークーゼンだが、しかしながら試合後に苛立ちをみせウニオンの選手へと激しく詰め寄っていたナディーム・アミリの理由は、決して敗戦によるものではなかった。一体何が起こっていたのだろうか?

 同選手はウニオンが先制点を決めた後半88分の直後に、強い抗議をみせたために警告を受けていたが・・・。DAZNに対して、レヴァークーゼンのヨナタン・ターは「互いに言葉が飛び交う中で、そうしたら「くそったれ、アフガン」との言葉が飛んできたんだ」と、証言。「そんな言葉は、この場にふさわしくはない。どんなに感情的であったとしても良くないことだ」と言葉を続けている。

 その一方で、一体誰から発せられた言葉なのかなどは一切不明だ。ウニオンのフィッシャー監督は、「私は聞いていない」としつつ「相応しくない言葉が出たという話は聞いた。両チームで議論がなされていたし、これから落ち着いて究明させていきたい」とコメント。

 またターは試合後アミリと共に、主審を務めたフロリアン・バートシュトゥーバ審判員との会話を求めており、「今日の試合に影を落とすものだ」と強調。それは最近4試合で3敗目を喫したことよりも重く、「なんとか解明されることを願っているよ」との考えを示した。