長期間に及んだ交渉の末にヴェルダー・ブレーメンは、ニック・ヴォルテマーデとの契約延長で合意したことを発表した。新たな契約期間については特に明かされてはいないが、フランク・バウマン競技部門取締役は「ニックが引き続き、ヴェルダーで道を歩み続けていくことを嬉しく思っている。長期化した理由はニック、そしてクラブの成り行きを見極めていたからだ」と説明。

 フロリアン・コーフェルト監督は、18才のセンターフォワードの残留に大きな満足感を示しており、「将来が楽しみな選手だ。ブレーメン出身で、ここで育成されてきた選手。良いテクニックと視野の広さをもち、良いテンポドリブルも持ち合わせているよ」と語っている。

 2010年よりブレーメンに所属するヴォルテマーデは、昨季のアウグスブルク戦にてブンデスリーガデビューを果たすなど、これまでブンデス1部11試合に出場。「これからヴェルダーで、ブンデスリーガでの戦いを楽しみにしている。先発に近づいていきたいし、パフォーマンスでクラブに貢献していきたいね」と意気込みをみせた。