ネット詐欺にあえてクリックしまくる!足が震えた...敵の住居に乗り込んだジャーナリスト:じっくり聞いタロウ

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売れっ子から懐かしのスターまで、芸能人が驚きの近況を報告する番組「じっくり聞いタロウ〜スター近況(秘)報告」(毎週木曜深夜0時12分放送)。1月14日(木)の放送では、「ロケットニュース」編集長・GO羽鳥さんが、"絶対に開いてはいけない最新詐欺メールの実態"を大暴露!

【配信終了:1月21日(木)】動画はこちら

なりすましメールで個人情報を悪用するフィッシング詐欺、ワンクリック詐欺、ニセの通販サイトなど、うっかりクリックしてしまうと高額請求やカードを不正利用されるネット詐欺。羽鳥さんはあえてクリックして潜入取材し、その結果を伝えている。
※とても危険な行為なので、視聴者の皆さんは決してマネをしないでください。


まず紹介されたのが、「Google5億回検索詐欺」。WEB検索をしていると、突然「あなたは5億回Google検索を行いました」というGoogleのフリをした画面が表示され、下にある3つのトロフィーから1つを選択してクリックするとiPhoneやApple Watchなどが出てきて「あなたはiPhoneを獲得する権利をもらえました」というメッセージが!


さらに進むとAmazonのような画面が登場し、名前・住所・クレジットカードの入力画面へと続く。


羽鳥さんが潜入取材のためにクレジット番号を入力すると、2週間ごとにお金を引き落とされる違法サイトへ。運営会社はカードをそのまま悪用すると簡単に足がつくので、あえて引き落としを利用して荒稼ぎしているという。番組でおなじみの中島博之弁護士によると、「詐欺に当たる可能性が高い」そう。週替わり女性MCを務める熊切あさ美も「AmazonやGoogleは信用しちゃいますもんね」とコメント。

※実は「テレ東プラス」編集部・Hも、甘い罠に誘われてついクリックしてしまいました(画面が現れたのは深夜帯)。クレジットカードの入力段階で「ちょ待てよ」と気づき夫に相談。「バカだなぁ」と言われてふと我に返ったのです。詐欺はほんの一瞬の隙に発生します。皆さんもどうかお気を付けください!

そして今、主流となっている詐欺が、中国語で語る謎の国際電話がかかってくるというもの。熊切の母親にもかかってきたことがあるらしい。これは在日中国人を狙った詐欺電話と見られ、電話に出ると中国大使館を名乗る中国語の自動音声が。指示通りに数字を押すと本物の中国人が出てきて金銭をだまし取ろうとする。相手が中国人ではないと判断されると会話が通じないので一方的に切られるが、すでに400万円の被害も出ているとか。

そんな中、羽鳥さんが騙されてみた詐欺電話は「国際ワン切り詐欺」。


海外から見覚えのない着信があり、ワン切りされるという詐欺が急増中だという。アセンション島、ギニア、ハイチからの着信が多いそうだが、ワン切りされた番号にかけ直して通話すると高額な海外通話料金がかかり、その一部が海外の電話会社の悪い人間にキックバックされているそう。詐欺グループと電話会社の一部の人間が結託した犯行だと言われている。

羽鳥さんはワン切り詐欺の実態を突き止めるため、着信があったアラブの衛星電話サービス会社にかけ直してみたが、この時は英語とフランス語のアナウンスが流れただけで終了。


しかし! 高額請求されると思われた通話料金は予想に反して0円だった。羽鳥さんは、「電話番号(羽鳥さんの)が実在するのかどうかを確かめ、情報を収集して悪用するためだったのでは?」と推理する。

それにしてもなぜ、羽鳥さんはあえて詐欺に騙されるようになったのか? それはある体験がキッカケだった。ある日、登録していた通販サイトのアカウントが乗っ取られてしまい、一眼レフと炊飯器を買われており、その送り先が大阪になっていたという。彼はすぐに警察署に向かうが、被害届を出せるのはカード会社と通販サイトのみ。羽鳥さんはあくまで重要参考人となるため届けが出せなかったと話す。

納得がいかない羽鳥さんは、送り先となっていた住所へ自ら乗り込むことに。怖さから足は震え、ピンポンを押したもののかなり動揺。


相手方がガチャッとドアを開けた瞬間、「羽鳥さんですね?」と言えばよかったものの、咄嗟に「炊飯器買われましたよね?(笑)」と訳が分からないことを言ってしまったという。日本人ではなかったのでまったく話が通じず、犯人かどうかを突き止めることができなかった羽鳥さん。結果自分のもとには1円も返ってこなかったと悔やんだ。

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