昨シーズンでは最終的にヨーロッパの舞台への復帰を果たすことに成功した、TSGホッフェンハイム。しかしながらシーズン終盤にアルフレッド・シュロイダー監督を電撃解任、今季よりバイエルンU23からセバスチャン・ヘーネス監督を招聘する判断を下したのだが、シーズンの折り返しを迎える中で14位と低迷。この1週間で迎える3試合、ビーレフェルト戦、ヘルタ戦、そしてケルン戦は、指揮官にとっても重要な局面を迎えたといえるだろう。

 加えて前節では、シャルケに約1年ぶりとなる勝利を許す結果に。それでも「前半では良い部分も見て取れたし、4つのビッグチャンスがあった」と強調。「後半は甘さを露呈したが、それでも諦める事なく戦っていた」姿勢を評価し、「また安定して得点できるようになるはずだ」と前を向く。また守備面についても「長いプロセス」だが改善を目指しており、とりわけ主力クラスの大量離脱による影響を指摘。「重圧は最近より特に増してはない。そもそも非常に厳しく、逆にやりがいのあるもの」と述べ、「状況は承知しているが、大袈裟に捉えてはいない。」と語った。