確かにVfBシュトゥットガルトのスウェン・ミスリンタトSDは今冬の移籍市場において、獲得についても売却についても積極的に動くことについて否定的な考えを示している。「既存の戦力に非常に満足しているよ」そうは語っていても、実際にこのまま同じメンバーで戦い続けるという意味にはならない。例えばマルチン・カミンスキや、フィリップ・クレメントのような選手が、それに該当するだろう。

 開幕当初は順調に事が運び、一時は主力の座を確保するかにさえ思われた両選手だが、今は再び役割を失った状況が続いており、「出場機会を求める選手というのは、常にでてきてしまうもの」と同SD。そこでアクションに出るかどうかは、経験豊富な二人の「判断へ委ねていく」ことであり、「仮にカミンスキへ今後2年間主力としてプレーする機会があるということならば、その話に耳を貸さないとまでは決して言えない」と言葉を続けた。