ボルシア・メンヒェングラードバッハでは今冬の移籍市場において、特に補強は検討していない。「誰も入ることはないし、その必要はないと繰り返し話している。十分に選手層には厚みがある」と、マルコ・ローゼ監督は強調。その一方で仏2部トゥールーズのクアディオ・コネへの関心が伝えられているが、おそらくは来シーズンに向けての補強ということになるだろう。

 その一方で売却については、グラードバッハは動きにえる可能性がある。候補となるのが役割を失っているジュリオ・ビジャルバ、そしてアンドレアス・ポウルセンだ。「若手選手にとって出場機会を得られる環境があれば活かしたいと思う」と、指揮官。ただしジョーダン・バイヤーについてはその限りではなく、「何度か話し合いをして、最終的には残留することになった。負傷などもあったし、今はリズムを取り戻しているところ。それにこれから過密日程が続いていくことだしね、この判断は我々にとっても重要なものだった」とコメント。

 またグラードバッハの主力選手の中でも、例えばフロリアン・ノイハウスについては様々な憶測が浮上しているところだが、このことについて問われたローゼ監督は「たられば議論はあまり関心がない」とした上で、「素晴らしい選手で、彼の道を歩み続けていくことだろう。彼はクレバーだよ」と強調。「正しい感覚を養って言って、最終的には自分と未来のために正しい判断をしていくはずさ」と語った。