元欅坂46で女優の平手友梨奈が出演するデジタルハリウッド大学の新CM「みんなを生きるな。自分を生きよう。2021春」篇が、15日の『ミュージックステーション』にて一夜限りでテレビオンエアされる。同CMは一発撮りで行われ、平手のリアルな表情や圧倒的な表現力が魅力となっている。

平手友梨奈が出演するデジタルハリウッド大学の新CM「みんなを生きるな。自分を生きよう。2021春」篇より


CMストーリーの撮影は「本物の反応をみせたい」という平手の意向から、リハ−サルなしの「一発撮り」で行われた。薄暗いスタジオに迷いこんできた平手。最新のデジタル撮影機器に囲まれたステージに立つと、スクリーンに平手のシルエットが映し出され、スクリーン上の花に手を伸ばした瞬間、平手のシルエットに鎖が絡みついていく。

絡みつく鎖に驚きながらも強い眼差しで鎖を引きちぎっていくと、その鎖の破片は無数のカラスに変わり、カラスたちを払いのけるかのように、平手のシルエットから大きな翼が現れる。初めて見る空間や仕掛けに驚きながらも好奇心旺盛に立ち向かっていくリアルな表情や、その場で感じとった感情のままに表現していく等身大のパフォーマンスは必見だ。

なお、「みんなを生きるな。自分を生きよう。」というメッセージには、大学進学を控えた高校生に対して、だれかの言う「あれっぽい、これっぽい」に惑わされることなく、本当に自分が進みたい道を考え、選択してほしいという願いが込められている。

CM特設サイトでは、CMのほか、メイキング動画とインタビュー動画を公開。メイキング動画では、平手が12台のカメラやドローンなど最新デジタル機器を駆使したセットや音楽の中で撮影している緊張感のある現場の様子や、一発撮りの後に平手がどのような想いで演じていたかを監督と話している様子などが見られる。また、インタビュー動画では、一発撮りの感想や、同世代の学生たちへのメッセージなどを語っている。

平手は「花に触れようとすると音がでてパーンと弾けて驚きました。その後 、色々なものが合わさっていた時にスタジオで鳴 っていた音楽が高まっていることに加え、ドローンも上がってきて、何がなんだかわからなくなってうわぁとなっちゃったのが印象的でした」とコメント。

学生に向けて「中学生なり、高校生なり、大学生なり、学生の皆 さんにとって人生の中で大事な時間だと思うので、その時に感じた感情や気持ちは忘れてほしくないです。辛いこともたくさんあると思うけど、『頑張って』という言葉よりも『一緒に乗り越えようよ』という言葉をかけてあげたいです」とメッセージを送った。