これからボルシア・ドルトムントとのアウェイ戦へと臨むことになる、1.FSVマインツ05だが、その一方で主力CBのジェリー・シン・ジュステの出場が危ぶまれているところ。さらにその代役候補となるルカ・キリアンもまた、体調不良からいまだ遅れが生じているところであり、もしかするとシュテファン・ベルに出場機会が巡ってくるかもしれない。

 練習中に大腿を負傷したシン・ジュステについて、スウェンソン監督は「土曜日までに間に合うかはわからないよ」とコメント。また腹痛のために休養をとっていたキリアンについては、木曜から練習復帰となっており、加えてCBでもオプションのエジミウソン・フェルナンデスはコロナ陽性反応から隔離生活に入っているところ。そのため上記2選手も欠場となった場合には、シュテファン・ベルがプレーすることになるかもしれない。

 スウェンソン監督のキャリア晩年では共にCBコンビを形成していた29才は、2019年夏に負った足への重傷により昨季を棒に振っており、それ以来の出場というリスクもはらむことになる。それは昨夏にスタンダール・リエージュから加入した24才のベルギー人DF、ディミトリ・ラヴァレーについても同様。ただブンデス3部に属するセカンドチームでの先日の試合について、スウェンソン監督は「いい仕事をしていた」との評価を口にした。