フライブルク戦にてバンデージで分厚く左膝を巻き、そのままピッチを後にしていたTSGホッフェンハイムのセバスチャン・ルディだったが、その後の診断の結果、内側側副靭帯の過度伸展と骨水腫と診断されており、数週間の離脱が見込まれていたものの既に練習へと復帰。驚異的な回復力を示しており、週末復帰の可能性も出てきたが、ただセバスチャン・ヘーネス監督は「明言はできない」と慎重な姿勢を崩そうとはしなかった。

 さらにハヴァルト・ノルトヴァイトや、ライアン・セセニョンについても同様で、「まずはフルメニューをしっかりこなせないと」と強調。「3人とも練習場へと再び姿をみせてはいるが、ただ今のところはまだ部分的に組み込んでいる段階なんだ」と言葉を続けた。またそこにはふくらはぎを負傷していた、パヴェル・カデラベクの姿も。「まだウォーミングアップとボールに触る程度だがね。それでも朗報だよ」と指揮官。

 なお腹筋に問題を抱えるフロリアン・グリリッチュについては、土曜日の試合ではおそらくまだ時期尚早と見られ、ロベルト・スコフについても「来週の試合」からの復帰が鋳込まれているところ。一方で足のギプスから解放されたばかりのベンヤミン・ヒュブナー、大腿を負傷したケヴィン・アクポグマ、肩を手術したコンスタンティノス・スタフィリディス、十字靭帯を手術したエルミン・ビチャクチッチらは引き続き離脱となる。