宝富士(左)を下した正代はこの表情

写真拡大

 大相撲初場所5日目(14日、東京・両国国技館)、大関正代(29=時津風)は幕内宝富士(33=伊勢ヶ浜)を寄り切りで下し、4勝1敗とした。

 立ち合いから相手の得意な左四つになって後退する場面もあったが、最後は体を入れ替えて何とか寄り切り。勝負がついた直後、思わず「あぶね〜」という言葉が口をついた。取組後も「(前に)出れていない。そこは反省しないと」と焦りがあったことは認めたが「最後は力が出ている。勝てているのでよかった」と安堵した。

 新大関として迎えた先場所は故障で途中休場し、カド番で迎えた今場所。「場所前のことを考えれば、自分の中では上々なんじゃないかな」とここまでの成績を振り返る。プレッシャーがかかる状況ではあるが「いい感じに付き合えていると思う」と自分の中でうまく消化できている。

「しっかり一番一番相撲を取って、白星を重ねていって、最後まで争うことができれば」。両横綱不在の場所で最高位に就く大関としての責任を果たす覚悟も見せた。