日比万葉が初の全豪OP本戦入り。ダニエル太郎もラッキールーザーで出場へ

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現地13日の「全豪オープン」予選最終日。世界182位日比万葉(日本/グラムスリー)が予選決勝で勝利し、本戦入りを果たした。また世界116位ダニエル太郎(日本/エイブル)は敗れたものの、ラッキールーザーでの本戦入りとなった。

今回の予選に日本勢は、男子が4人、女子が6人出場。予選決勝には日比とダニエルが勝ち残っていた。


そして予選最終日、アラブ首長国連邦・ドバイでの女子シングルスで、日比は世界155位カミラ・ラヒモワ(ロシア)と対戦。日比が6-4、6-4で勝利し、2015年「全米オープン」以来のグランドスラム本戦入りを果たした。


一方、カタール・ドーハでの男子シングルスでは、ダニエルが世界204位エリアス・イーメル(スウェーデン)と対戦。ダニエルは1-6、2-6で敗れた。


ただテニスにはラッキールーザーという、予選で敗れたものの本戦に欠場者が出たために繰り上がりで出場できる制度がある。この時点で既に本戦欠場者が出ており、予選第5シードで決勝まで残っていたダニエルにはラッキールーザーでの本戦の可能性があった。


その後ラッキールーザーの抽選があったようで、ダニエルは自身のInstagramで「ラッキールーザーで蘇り」と投稿。本戦入りを報告した。ダニエルの「全豪オープン」本戦入りは、2回戦へ進出した2019年以来2年ぶりとなる。


(テニスデイリー編集部)


※写真は日比(左)とダニエル(右)
(Getty Images)