舞華(左)に赤いバラを手渡す王者・林下詩美(Ⓒスターダム)

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 女子プロレス「スターダム」のワールド王者・林下詩美(22)が王者の貫禄を見せた。

 団体の10周年記念日大会で行われるV2戦(17日、東京・後楽園ホール)で激突する舞華とともに13日、オンラインで行われた調印式に出席。いきなり舞華は「私は今、怒ってる!」と机を叩きつけ、詩美と同じ「クイーンズ・クエスト(QQ)」に所属する上谷沙弥(24)が5日の東京ドーム大会後にワールド王座挑戦を表明した事実を糾弾した。

「まだ私と林下詩美は戦ってすらもいないのに、挑戦表明? QQの教育はどうなっているんだよ。しかも林下詩美が防衛したていで話を進めてる。そんな非常識なQQの林下詩美は『新時代をつくる』とか言ってるけど、お先真っ黒だ」とした上で「私が赤いベルトを奪って、スターダムを面白くさせてやるよ」と豪語した。

 感情的な挑戦者とは対照的に、王者の詩美は「そんなキャンキャンほえると、弱く見えるよ」と冷静に指摘。「舞華はフューチャーのベルトも守れず、あのころから何か変わった? 赤いベルトを持ってどんどん上に上り詰めた私と、ベルトを失って何も変わらない舞華。もう結果は見えてますよね? スターダム新時代を引っ張っていくこの林下詩美に、今の舞華じゃ足元にも及びません」と言い放った。

 最後は「まあ、17日はスターダム10周年の大事な大会だから楽しもう」と赤いバラを手渡すと、これで怒りが沸点に達した挑戦者は「ふざけんな!」と奪い取ったバラを投げ捨て、その場を後に。それでも残された王者は表情ひとつ変えることはなかった。