山手線をはじめとして大きく繰り上がります。

山手線は最大で28分程度繰り上げ


首都圏のJR線で終電が1月20日から繰り上がる(恵 知仁撮影)。

 JR東日本は2021年1月13日(水)、終電付近の一部列車の運行を1月20日(水)から取りやめると発表しました。新型コロナウイルス感染症の拡大に伴う緊急事態宣言の発出、および国や関係自治体からの要請を踏まえたもので、各駅での乗り換えなども変更となることから、利用の際には事前に確認するよう注意を呼び掛けています。

 対象となる列車は、首都圏11線区の計42本(土休日は計40本)です。なかでも路線網の中心となる山手線は平日、区間により終電が次のように繰り上がります。

・山手線外回り:大崎〜池袋間19分程度、池袋〜品川間14分程度

・同内回り:池袋〜大崎間28分程度

 また、これにともない山手線などに接続する各路線も終電が繰り上がる形です。

 繰り上がり時間が大きいものでは、京浜東北・根岸線南行きの蒲田〜桜木町間で32分程度、同北行きの南浦和〜大宮間で26分程度、中央線快速下りの東京〜武蔵小金井間で30分程度、常磐線快速上りの取手〜松戸間で25分程度、埼京線上りの赤羽〜池袋間で24分程度などとなっています。

 JR東日本のウェブサイトにおける各駅の時刻表への反映は1月15日(金)頃、「JR東日本アプリ」への反映は17日(日)頃を予定しているそうです。

 なお、これら変更にともなう代行輸送などはありません。期間については「当面のあいだ」とされています。