今回のコレクションからラインナップに加わった「ライトグレー」

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―[メンズファッションバイヤーMB]―

 メンズファッションバイヤー&ブロガーのMBです。洋服の買いつけの傍ら、「男のおしゃれ」についても執筆しています。連載第312回目をよろしくお願いします。

◆「最新ユニクロU」全ラインナップが発表

 暦はまだまだ1月ですが、アパレルの世界ではすでに春夏品が続々発表されています。

 1月22日には恒例のユニクロとエルメスのデザイナー、クリストフ・ルメールとの協業ライン「ユニクロU」が発売予定! 全ラインナップが発表されました。

 毎度、即日完売も多く、メルカリ市場でプレ値がつくこともざらな超人気ライン「ユニクロU」。今回は事前レビューとして「これだけは買っておいて間違いないアイテム」を3つ紹介します。

 今年こそはアレ、買い逃しちゃダメですよ!!

◆▼エアリズムコットンオーバーサイズTシャツ(5分袖) 1500円(+税)

 絶対ハズせないのがこちら。昨年、発売されて大フィーバー! 一瞬で店頭から在庫がなくなったユニクロU歴代最高峰の人気を誇る逸品です。

 在庫消化に極めてシビアなユニクロは基本的にシーズン途中の追加生産に積極的ではありません。

 たとえば、7月頃に出た夏物がすぐに売れて追加生産しても、店頭に届くのはせいぜい9月頃。そうなるとすでに夏が終わりを迎えているので、追加しても売れず在庫リスクとなるのです。

 しかし、こちらのアイテムはなんと秋冬シーズン突入後も堂々と追加生産し、店頭で販売。それでもかなり売れていたようですから驚きです、秋冬に半袖売れるか、普通……?

◆機能性と高級感が両立

 人気の秘密は生地。こちらのTシャツはエアリズムと天然繊維のコットンを混紡しており、裏側にエアリズム糸、表側にコットン糸が出るように作られているユニクロの独自素材。2枚の生地を重ねているわけではなく、あくまで表側と裏側に出る糸が違う作りなのです。

 従来のエアリズム糸はテロテロしすぎて、下着感が強すぎ。機能面は文句なしですが外出着としては難しいところでした。

 また、コットン糸などの天然繊維は美しい高級感はあるものの、機能面では劣る。汗をかけば肌にぴったりくっつくし、縮みやすかったりと天然繊維だけに諸々難点があります。

 こちらのアイテムはエアリズムの機能性とコットンの高級感を両立した傑作なのです。

◆新色「エクリュカラー」に期待

 さらにシルエットはルメールデザインのトレンド感溢れる程よいリラックスサイズ。

 普段、ユニクロを買ってないアパレル 関係者でさえこれは押さえているほどです。なにしろ1500円、こんなのどのブランドを探してもあり得ません。

 今年の新色であるライトグレーは特に期待大。エクリュカラーは今年、どのブランドも多めに出している白とベージュの中間的な色合いです。

 清潔感はあるけど、白のような下着感はありません。ぜひ試してみてください。

◆▼レギュラーフィットテーパードパンツ セットアップ可能 3990円(+税)

 こちらも例年、人気のあるアイテム。ユニクロUなどのコラボシリーズでは定番化する品番は少なめです。なにしろトレンドを反映した特別コレクションなわけですから。

 定番化するのはユニクロの既存ライン。コラボラインでは毎年新鮮なデザインを提案するのが使命です。……にもかかわらず定番として出しているこちらのスラックス、完成度が高く「これ以上ない」からでしょう。間違いなくユニクロUシリーズ屈指の傑作だと思います。 ウエスト周り、もも周りなどはゆったりしているものの、裾はグッと細くしたワイドテーパード。中年体型でもまったくストレスなく細シルエットが楽しめます。