「家族と長く離れたくない」。イズナーが全豪OP欠場へ

写真拡大

現地11日、男子テニス世界25位のジョン・イズナー(アメリカ)が「全豪オープン」を欠場することをATP(男子プロテニス協会)が伝えた。


イズナーはこの日、「ATP250 デルレイビーチ」(アメリカ・デルレイビーチ/1月7日〜1月13日/ハードコート)男子シングルス準々決勝で、世界119位のセバスチャン・コルダ(アメリカ)に敗れた。その後の記者会見で「全豪オープン」欠場を口にしたという。


「今は常に家族と共に移動したい。でももちろん、今年のオーストラリアはそうはいかない」「家族と長く離れたくない状況なんだ。だから家に居ることにした」「昨日の夜に決めたよ。簡単な決断ではなかった。真剣に長く考えた。でも今は決断に満足しているし、家に帰るのを楽しみにしているよ」


イズナーは現在35歳で、妻との間に二人の幼い子供がいる。「全豪オープン」に出場するためには2週間の検疫が必要となり、その後も前哨戦を含め3週間試合があることから、合計5週間家族と離れることになる。ツアーに出場するよりも、家族を優先したようだ。


「僕は健康だし、調子も良い。身体のケアを続けていくよ。ツアーがオーストラリアから戻ってきたら、可能な限りプレーできることを楽しみにしている」とイズナーは語った。


(テニスデイリー編集部)


※写真は「ATP250 デルレイビーチ」でのイズナー
(Photo by Mark Brown/Getty Images)