オンラインで行われたフットボールカンファレンスに参加して日本サッカーに提言したベンゲル氏

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 日本サッカー協会は10日、にフットボールカンファレンスをオンラインで開催し、J1名古屋やイングランド・プレミアリーグのアーセナルなどを率いたアーセン・ベンゲル氏(71)が日本サッカー強化のために提言を行った。

 今年は協会創立100周年の節目の年とあって、ベンゲル氏は「本当におめでとうございます。一つの大きな数字だ。個人的には、かつて日本に2年間いて牋Ν瓩ある。そして本当にリスペクトがある。名古屋から欧州に戻るとき、非常に悲しかった。なぜなら日本がすばらしい国だったから。その日本が次の100年ですばらしいことを達成してくれると思う」と親日家ぶりを前面に出して祝福した。

 そして、日本代表を始めとする日本サッカー界の強化へ向けて自身の考えを熱弁。

「まずクオリティーにフォーカスを置くことだ。それは流動性、スタミナ、コンタクトプレーなど。たとえば欧州の選手と比べると3〜4キロ体重が軽いわけだから、その部分はスピードでカバーするしかない。それから技術や考えるスピード、予測力が必要だ。そして、できる限りインテンシティーを高め、集団でのスピードを高めていくことが重要だ」とポイントを挙げた。

 そのうえで日本が目指すべき指針の具体例として挙げたのが、2019年のラグビーW杯でアジアとして初の8強に躍進したジェイミージャパンだ。「ラグビー日本代表は、一昨年のW杯で非常に成績が良かった。そこでは動きのインテンシティーなどをずっとキープできたことが好成績の理由だったと思う。なので学べる部分がある。集団としてインテンシティーの維持と高めることがヒントになる」と名将は指摘した。

 目標とする2022年カタールW杯の8強へ、森保ジャパンにとっては金言となりそうだ。