ナダル「ATPカップ」初V目指しチームメイトとの練習開始。大会は2月1日開幕

写真拡大

2月1日に開幕する男子テニス国別対抗戦「ATPカップ」。前年2020年に準優勝したスペインを率いるラファエル・ナダル(スペイン)は、ATP(男子プロテニス協会)によるとチームメイトの世界13位ロベルト・バウティスタ アグートとの練習を開始した。

国別対抗戦へ並々ならぬ熱い想いを持って臨むナダルだが、前年の同大会決勝ではノバク・ジョコビッチ(セルビア)とのエース対決に敗れた。一方チーム2番手のバウティスタ アグートは、大会を通して1試合も落とさない安定ぶりだった。


例年とは異なる年始のツアースケジュールでもあり、「ATPカップ」での初優勝を目指して入念に準備を進めているものと思われる。


約3週間後に開幕の「ATPカップ」に向けて、共に練習を行う両者。ATP公式サイトによると、ナダルの練習拠点である「ラファ・ナダル・アカデミー」を訪れているバウティスタ アグートは10日まで滞在予定で、7日に同アカデミーのインドアコートでナダルとの最初のトレーニングをしたという。


優勝候補の一角であるスペインは、世界2位のナダル、同13位のバウティスタ アグート、15位パブロ・カレーニョ ブスタ(スペイン)、ダブルス11位のマルセル・グラノイェルス(スペイン)というメンバーで今年の「ATPカップ」を戦う。


今年で2回目の開催となる「ATPカップ」。日本も2年連続で出場国に名を連ねており、世界41位の錦織圭(日本/日清食品)、57位の西岡良仁(日本/ミキハウス)、ダブルス47位のマクラクラン勉(日本/イカイ)、ダブルス207位の松井俊英(日本/ASIA PARTNERSHIP FUND)がメンバーとなっている。


(テニスデイリー編集部)


※写真は2019年「デビスカップ」決勝ラウンドでのバウティスタ アグート(左)とナダル(右)
(Photo by fotopress/Getty Images)