女子テニス次世代No.1候補が、ドーピング違反で暫定的な出場停止処分に

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現地7日、ITF(国際テニス連盟)は、女子テニス世界29位のデヤナ・イエストレムスカ(ウクライナ)を、ドーピング防止規則違反のため暫定的な出場停止処分としたと公式サイトで発表した。

イエストレムスカは現在20歳にしてキャリアハイは21位、既に3個のタイトルを獲得している次世代No.1候補。


ITFは、彼女がドーピング検査のため2020年11月24日に提出した尿サンプルに、禁止されているメステロロンが含まれていたとしている。


一方のイエストレムスカはTwitterにてドーピングはしていないと反論。


メステロロンの数値が低濃度であり、2週間前(2020年11月9日)の検査では陰性だったとし、「この結果は何らかの形で汚染されていたのではないかという科学的なアドバイスを受けている」と主張している。


また彼女は、処分を取り消してもらうためにできることはすべて行うとしている。


(テニスデイリー編集部)


※写真は2020年「WTA500 アデレード」でのイエストレムスカ
(Photo by Paul Kane/Getty Images)