周囲を巻き込む悪しきマナーの数々!

 本サイトでは、最新のおかしな運転マナーやスタイルを報告しているが、昔も今も変わらない悪いマナーの基本というのがあるのは事実。社会が成熟しようとも、マナー向上が叫ばれようともビクともしない事例についてまとめてみた。

1)ウインカーを出さない

 岡山走りや名古屋走りとして有名だが、多かれ少なかれ、いきなり曲がるクルマはいるものだ。ガラガラの他車がいないところならまだしも、周囲にたくさんクルマがいるのにウインカーも出さずに曲がったり、車線変更するのは、ぶつかりそうになったら他がどいてくれるとでも思っているのだろうか。

2)ミラーを見ていない

 他がどいてくれるという点では、ミラーを見ていないだろう運転も減らない。曲がるときや車線変更時はもちろん、高速道路の追い越し車線をダラダラ走るのも同じ。昔から言われる「ミラー見ないやつ最強説」というのをシミジミ。

3)変なところに止める

 そこに止めなくてもいいのに、という場所に止めるクルマはなくならない。交差点のすぐ近くはもちろん、もう少し先に行けば道が広がっているのにすぼまっているところに止めたりする。また交通量が多い幹線道路に平気で止まっていることもある。もちろん後ろは避けるクルマで渋滞だ。

最近よくメディアで取り上げられる事例もなくならない

4)赤でも交差点進入

 これはひどくなっているもので、その昔はタクシーの専売特許だった、赤でのぶっちぎり。最近はそれを見て真似するのか、一般車両も多い。どうせやるなら、というのはとても変ないい方だが、一気に抜ければいいものを、ノロノロと赤信号を無視してくるから恐ろしさアップ。ちなみに赤信号無視は重罪なので、あしからず。

5)アイドリング

 環境のことを考えると無駄なアイドリングはご法度。条例で禁止されている地域も多い。ただ、実際はなくならないし、減る気配もない。猛暑で人待ちなどの際は我慢せず、アイドリングしてエアコンを入れたほうがいいが、秋や春の気持ちのいい時期もわざわざアイドリングして昼寝をしている営業車もよく見かける。また最近多いのはコンビニの無料Wi-Fiを利用するため、駐車場にずらりと並んだクルマたちだ。アイドリングしながらスマホに夢中だったりする。

6)あおり

 今でもニュースで取り上げられるが、街中でもプチあおりというか、べったりくっついてきたり、パッシングしてくるクルマはいる。これだけリヤ用も含めてドライブレコーダーが普及しているというのに、それでもやるのは!? と思うことしきり。ネットにさらされるとか考えないのだろうか。