関東地区大会を終えて【第43回全国選抜高校テニス大会】

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12月21日(月)新型コロナウイルス感染による欠場に関する「補欠チーム」出場への期限の日、関東8都県での感染者数が1,475人、1,147人、864人と減少傾向にあったため、予定通りの開催を決定した。

師走にもかかわらず暖かい気温の中、12月24、25日と2日間で大会を開催することができ、ほっと胸を撫で下ろしているところである。9月から8都県の委員長と「この大会から感染者を絶対に出さない」を合い言葉に(公財)日本スポーツ協会のガイドラインに沿った関東地区大会独自の「ガイドライン」を定め、オンラインを駆使して役員と選手の接触を極力減らす等、十分な対策を立ててきたことが報われた。



さて、本大会は第1日目のリーグ戦、その結果による順位別トーナメントという方式になって3年目を迎える。2日間という短い日程の中ではあるが公平に順位を決定できるということで参加チームからは好評を得る試合形式で定着した。男女とも第1シード対第2シードの決勝戦であったが、男子優勝は地元千葉県の東京学館浦安高校、女子優勝は神奈川県代表の白鵬女子高校といずれも第2シード校であった。2日間ともいずれの試合も接戦が多く、観客は居ないものの大いに盛り上がったのはうれしい限りであった。


本大会から全国選抜高校テニス大会への出場チームには活躍を大いに期待する。


関東高体連テニス専門部
部長 佐藤 篤也


※写真は関東地区大会の様子
(©全国選抜高校テニス大会実行委員会)