数字で見る、男子テニス若手で最も優れたサーバー

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ATP(男子プロテニス協会)は2020年シーズンの各スタッツを総括すると、現在20歳で世界21位のフェリックス・オジェ アリアシム(カナダ)が現在若手No.1サーバーだと報じている。

ATPは公式サイトで、サーブ時のポイント獲得率や1試合当たりのサービスエースやダブルフォルトの数など6項目を総合してサーブでの強さを数値化したサーブレーティングを公表している。その中でオジェ アリアシムは276.1で総合20位にランクイン。21歳以下の若手では首位となった。今回発表されているランキングは以下の通り。


【シーズン終了時21歳以下の選手のサーブレーティングランキング】
総合20位 世界21位フェリックス・オジェ アリアシム(カナダ)
総合26位 世界12位デニス・シャポバロフ(カナダ)
総合28位 世界27位キャスパー・ルード(ノルウェー)
総合38位 世界23位アレックス・デミノー(オーストラリア)
総合48位 世界44位ミオミル・キツマノビッチ(セルビア)
総合54位 世界37位ヤニク・シンネル(イタリア)
総合83位 世界77位コランタン・ムーテ(フランス)
総合87位 世界52位アレハンドロ・ダビドビッチ フォキナ(スペイン)


オジェ アリアシムはまだツアー優勝こそないものの、今年は「ATP500 ロッテルダム」「ATP250 マルセイユ」「ATP250 ケルン」で準優勝。これまで6度決勝に進出しており、来年こそ初タイトル獲得が期待されている。


またサーブレーティング総合1位は、身長208cmでビッグサーバーの代表格である世界25位のジョン・イズナー(アメリカ)だった。


(テニスデイリー編集部)


※写真は「ATP1000 パリ」でのオジェ アリアシム
(Photo by Jean Catuffe/Getty Images)