「テニスを止めたら」フェデラーが口にした引退後の計画とは

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膝の手術から完全に回復していないため、2000年から毎年出場してきた「全豪オープン」を今回初めて欠場が発表されたロジャー・フェデラー(スイス)。そんな彼が母国スイスのSchweizer Illustrierte誌のインタビューに応じ、引退後にしたいことに言及している。スポーツメディアEssentially Sportsが報じた。

そのインタビューの中でパンデミック中の日課などを語ったフェデラーは、双子の娘たちがピアノを弾いていることを明かし、その腕前について「とても上手だよ。誇らしく思っているんだ」と満足そうに語っている。そして、彼自身も引退したら音楽を楽しみたいと口にした。


「また楽器を演奏したいな。できたらテニスを止めた後にね、時間ができるだろうから。子供の頃はピアノを弾いていたんだけど、サッカーやテニスやバスケットボールの方が楽しかった。だから、毎週ピアノのレッスンに行くと、先生に、どうして練習をして来なかったかを話さなきゃいけなかったんだ」と回想を交えて語ったフェデラーは、元WTAの選手だった妻ミルカさんとの間に2009年に双子の女の子を、2014年には双子の男の子を授かっている。


今年の2月以来トーナメントから遠ざかっているフェデラーだが、家ではラリーもできるようになってきた子供たちとよくテニスをしていると明かす。ただし現在11歳と6歳の子供たちは彼のアドバイスに耳を貸さず、「パパは私たちのコーチじゃないんだから、邪魔しないで」と言われることもあるんだとか。そんな時、「わかったよ、自分が正しいと思うようにやってみればいい。でも、いつかパパかママに聞くことになるよ」と言うにとどめているという。


(テニスデイリー編集部)


※写真は「全豪オープン」でのフェデラー
(Photo by TPN/Getty Images)