フェデラーが2月の「全豪オープン」を欠場へ。代理人が明かす「長期的観点で最善の決断」

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来シーズン、膝の手術からの復活を目指している世界5位のロジャー・フェデラー(スイス)。その彼が「全豪オープン」は欠場することを決めたと、代理人のTony Godsick氏が明かした。AP通信が伝えている。

今年2度膝の手術を受け、今シーズンを出場1大会のみで終えたフェデラー。復帰大会として目指していた「全豪オープン」は、当初の1月18日開幕予定から2月8日開幕に延期されたが、身体の状態は完全には間に合わなかったようだ。


現地27日、フェデラーの代理人であるTony Godsick氏はAP通信に対し「ロジャーは2021年の"全豪オープン"には出場しないことを決めた」と明かした。


「彼はここ数ヶ月で、膝と体力の面で大きな進展を遂げてきた。しかしながらチームと相談した上で、長期的観点では"全豪オープン"後に復帰することが彼にとって最善の決断だと判断した」


そしてGodsick氏は、フェデラーの今後の予定については「私は今週、2月下旬に始まる大会について話し合いを開始し、その後に来年残りのスケジュールを立て始める予定だ」としている。


2021年シーズンで完全復活を目指すフェデラー。また100%の状態で、その華麗なプレーを見せてくれることが期待される。


(テニスデイリー編集部)


※写真は「全豪オープン」でのフェデラー
(Photo by TPN/Getty Images)