女子テニスのダブルスペアが同性婚を発表。試合後のキスでも話題に

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現地24日、女子テニスのアリソン・バン ウィトバンク(ベルギー)とグリート・ミネン(ベルギー)が同性婚したことをそれぞれのInstagramで発表した。

バン ウィトバンクは現在26歳で、シングルスでは世界64位、ダブルスでは世界102位。ミネンはシングルスでは世界110位、ダブルスでは世界108位。二人は以前よりカップルであることを公表しており、女子ダブルスでもよくペアを組んで出場。2018年にはルクセンブルクの大会で優勝を飾っていた。


また2019年に二人がシングルスで初めて公式戦で対戦した際には、試合終了後の握手の場面でハグとキスを交わし話題に。ITF(国際テニス連盟)もTwitterでその時の動画を公開し祝福していた。


バン ウィトバンクは「もっと多くの選手がカミングアウトできて、サポートされるように尽力するけれど、1人ではできないわ」「より多くの選手がカミングアウトすれば、テニスだけじゃなく他のスポーツ業界にとってもいいことだと思うの。私はカミングアウトしたわ。でも、他の誰かの代わりにすることはできない」ともコメントしていた。


二人はInstagramにそれぞれ指輪を着けて幸せなキスをする写真を公開。バン ウィトバンクは「婚約したわ。メリークリスマス」と、ミネンは「彼女はイエスと言ってくれた」と綴っている。


テニスデイリー編集部)


※写真は「パレルモ・オープン」でのバン ウィトバンク(左)とミネン(右)
(Photo by Tullio M. Puglia/Getty Images)