ラムチョップの焼き色が付いたところに旨味が凝縮

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新型コロナウイルスの影響で、ライフスタイルが大きく変化することとなった2020年。そんななかで迎える年末年始の過ごし方のトレンドは、「おうち忘年会」や「おうち新年会」で、家族と一緒においしい食べ物やお酒を楽しむことになりそうだ。そんな大切な場にぴったりなお酒と、こだわりの調理器具を使った絶品おつまみレシピを紹介しよう。

【写真】クリーミーで甘さの増したジャーマンポテトと「本麒麟」が意外な相性

■年末年始に飲みたい、人気の“新ジャンル”「本麒麟」

キリンホールディングスが実施したWebアンケート(10月9日〜11日実施、全国の20歳以上の男女4097名が回答)によれば、「忘年会に参加したい」人は24%と、昨年忘年会に「参加した」人が54%だったのに対して半分以下に減少。メンバーについては、職場の同僚や上司との忘年会が少なくなっている一方で、「家族」と答えた人が昨年の11%から20%まで増加し、「おうち忘年会」の機会が増えそうなことがわかった。

そこで、そんなときにぴったりのお酒として紹介したいのが、コロナ禍でより強まった節約志向×本格志向に合う「本麒麟」。ビールや発泡酒とは異なる“新ジャンル”(第3のビール)で、今年の9月には前年比152%の数量を売り上げ、過去最高を記録するなど、勢いのある商品だ。特徴は、低温貯蔵期間を長く取ることで雑味を抑えた、スッキリした後味。編集部でも試飲してみると、コクと旨味がたっぷりのビールに近い味わいで、「若者から年配の人まで、さまざまな人が親しめそう」だと感じた。

今回は、「本麒麟」に合う逸品おつまみを作るため、「Vermicular(バーミキュラ)」のこだわりのフライパンを使用。使用者いわく、シンプルな目玉焼きでも「今まで作ったなかで最高においしい 」ものができるという。ここからは具体的なレシピをお届けしよう。

■まずは気軽に作れる「ジャーマンポテト」に挑戦!

ジャガイモをハーブとともに風味よく蒸し上げた一品。すっきりキレのある本麒麟が、甘みが存分に引き出されたじゃがいもをより一層引き立ててくれる!

【材料】

ジャガイモ(よく洗い、皮つきのまま4等分):6個

スライスベーコン(1センチ幅に切る):6枚

ニンニク(つぶす):1片

ローズマリー:4枝

塩:小さじ1/2杯

粗びき黒コショウ:適量

オリーブオイル:大さじ1杯

【作り方】

1. オリーブオイル・ニンニクを入れて弱火で約3分加熱し、ニンニクのいい香りがしてきたら、ジャガイモ・ベーコン・塩・コショウを入れて木ベラなどでひと混ぜする。

2. ローズマリーをのせてフタをし、弱火で25分加熱する。

3. ジャガイモに火が通っていれば完成。

■上級者は「ラムチョップのソテー 赤ワインビネガー風味」を

熱伝導に優れたフライパンで、表面はカリッと、中はジューシーに焼き上げた本格ラムチョップ。ビネガーソースがラムによく合い、本麒麟のコク深いうまさ、上質な苦みとの相性も抜群。

【材料】

ラムチョップ:2本

ニンニク(スライス):1片

フレッシュハーブ(タイム・ローズマリー・セージなど):適量

オリーブオイル:大さじ3杯

塩:小さじ1/2杯

粗びき黒コショウ:少々

赤ワインビネガー:大さじ2杯

リンゴジュース:大さじ3杯

【作り方】

1. ラム肉に、ニンニク・ハーブ・オリーブオイル大さじ1杯をまぶし、1時間ほどおく。加熱直前にニンニク・ハーブを取り除き、全体に塩・黒コショウをまぶす。

2. フライパンを強火で30秒ほど予熱し、オリーブオイル大さじ1杯をなじませる。底面全体から煙が出てきたら中火にし、ラム肉2本をトングで挟んで脂の面から入れ2分ほど焼きつける。

3. フライパンにラム肉を広げて焼き、出てきた脂をスプーンなどでかけながら、両面を1分くらいずつ加熱する。こんがりとしたきつね色になり、指で押してみて肉に弾力が出てきたら、いったん取り出す。

4. フライパンの脂をキッチンペーパーなどでふきとり、オリーブオイル大さじ1杯と、「1」のニンニクとハーブを入れて中火で1分ほど加熱する。いい香りがしてきたら赤ワインビネガーを加え、半量になるまで1分ほど煮詰める。

5. 「4」にリンゴジュースを加え、とろみが出るまで1分ほど煮詰める。ほどよく濃度がついたら「3」のラム肉を戻し入れ、よく絡ませて完成。

おうちで過ごす時間が増える今年の冬。こだわりのお酒を片手に、いつもより少し手をかけて、おいしい料理を楽しもう。