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年の瀬が迫り、2020年を振り返る時期になりました。新型コロナウイルスに翻弄された1年。来年こそは心穏やかに過ごせることを祈りつつも、まだまだ落ち着ける日は遠そうです。SUUMOジャーナルで11月に公開した記事では、「団地にできた1000冊の本がある『シェアハウス』。暮らしをのぞいてみた!」「保護猫と暮らす三軒茶屋の『サンチャコ』。地域と人とを結ぶ新しい暮らし方」などが人気TOP10入りしました。詳しく紹介します。

2020年11月の人気記事ランキングTOP10はこちら!

1位 月収2万円で「山奥ニート」歴7年。自分の価値や感情を生まれて初めて知った
2位 団地にできた1000冊の本がある「シェアハウス」。暮らしをのぞいてみた!
3位 コロナ禍で50万円以下プチリフォームが増加! 換気、テレワーク、おうち時間の見直しで
4位 保護猫と暮らす三軒茶屋の「サンチャコ」。地域と人とを結ぶ新しい暮らし方
5位 パリの暮らしとインテリア[7]18世紀築のアパルトマンを大改装! 2度目の外出禁止令のお家時間
6位 “タイニーハウス”が災害時の避難場所に!? 山梨県小菅村で「ルースターハウス」誕生
7位 大田区「池上」が進化中!リノベで街の魅力を再発掘
8位 タダ同然の空き家も引く手あまた!? 「家いちば」から空き家問題の新提案
9位 「新宿駅」まで30分以内、中古マンション価格相場が安い駅ランキング 2020年版
10位 ふるさと納税で“体験型”返礼品が増加中!ウィズコロナ時代の地域応援
※対象記事:2020年11月01日〜2020年11月30日までに公開された記事
※集計期間:2020年11月01日〜2020年11月30日のPV数の多い順

1位 月収2万円で「山奥ニート」歴7年。自分の価値や感情を生まれて初めて知った

(写真提供/石井あらたさん)

生きづらさを抱える若者たちが共同生活を送る、廃校になった小学校を利用したシェアハウスNPO共生舎の理事である石井あらたさんは、自身も元引きこもり。徒歩圏内の住民は5人という地域で“山奥ニート”生活を送る彼らの生活やシェアハウスを始めたきっかけなどを聞きました。

2位 団地にできた1000冊の本がある「シェアハウス」。暮らしをのぞいてみた!

(写真提供/日本総合住生活株式会社)

東京都足立区に誕生した「ジェイヴェルデ大谷田」は、大規模団地の1階をリノベーションしてシェアハウスにし、共同リビングには1000冊以上の本を配置した「読む団地」。多くの入居者がすでに生活し、イベントなどを通して地域住民との交流も進んでいます。

3位 コロナ禍で50万円以下プチリフォームが増加! 換気、テレワーク、おうち時間の見直しで

(写真提供/静鉄リフォーム)

不動産市場のなかで、今最も活況といわれているのがリフォーム。「換気」や「抗ウイルス対応壁紙」「除菌水」のリフォームが急増しています。収入減を見越し総額50万円ほどの依頼が増えており、予算内で収まるリフォーム例とともに紹介しています。

4位 保護猫と暮らす三軒茶屋の「サンチャコ」。地域と人とを結ぶ新しい暮らし方

(写真撮影/片山貴博)

東京・三軒茶屋にある賃貸住宅などの複合施設「サンチャコ」は、飼い主が亡くなるなどで保護した猫たちをハブにした「ネコファースト」。イベントスペースでは、猫好きがきっかけになった地域のひとたちのとの交流や、保護猫たちの譲渡が行われています。

5位 パリの暮らしとインテリア[7]18世紀築のアパルトマンを大改装! 2度目の外出禁止令のお家時間

(写真撮影/Manabu Matsunaga)

パリ在住の写真家がこだわりの生活を送る人たちを紹介する連載。今回はパリ在住の日本人女性が住む、“ブルジョワ・ボヘミアン”なエリアに18世紀に建てられた130平米のアパルトマンを紹介。外出禁止令が出てからのお家時間についても伺いました。

6位 “タイニーハウス”が災害時の避難場所に!? 山梨県小菅村で「ルースターハウス」誕生

(写真提供/小菅村)

小さな小屋が充実した「タイニーハウス村」山梨県小菅村で、災害発生時に避難場所になる「ルースターハウス」がお披露目されました。見た目はかわいらしくても、家族4人程度がプライバシーを保ちながら仮住まいが可能。しかも軽トラックで持ち運べて1時間程度で組み立てられるという頼れる味方の誕生です。

7位 大田区「池上」が進化中!リノベで街の魅力を再発掘

(写真撮影/相馬ミナ)

歴史ある門前町の東京都大田区池上が、街全体のリノベーションで新たな魅力を放ちつつあります。場所をつくって終了でなはく、街づくりに取り組む人たちをサポートし、開業希望者たちのマッチングや子ども連れで楽しめるイベントを企画するなど、街の資源を活かした取り組みを探りました。

8位 タダ同然の空き家も引く手あまた!? 「家いちば」から空き家問題の新提案

(画像/家いちば)

社会問題化している空き家の解決に、専門知識は不要!? 売り主が自身で物件情報を掲示するサイト「家いちば」が注目したのは、物件にストーリーを与えることでした。代表取締役・藤木哲也さんにお話を伺いました。

9位 「新宿駅」まで30分以内、中古マンション価格相場が安い駅ランキング 2020年版

(写真/PIXTA)

新宿駅まで30分圏内のシングル向け、カップル・ファミリー向けの中古マンション価格相場ランキング最新版。シングル向けの1位は西川口駅の2080万円で、東京都北区や板橋区などの近接したエリアが上位に集中。カップル・ファミリー向けは生田駅の2485万円で、川崎市に所在する駅がトップ3を占めました。

10位 ふるさと納税で“体験型”返礼品が増加中!ウィズコロナ時代の地域応援

(画像/PIXTA)

ふるさと納税に、アミューズメント施設の入場券や、スポーツなどのアクティビティ、「1日町長体験」などのユニークなものを含めた“体験型“の返礼品が増え、地域活性につながっています。その背景や実態などについて、ふるさと納税サイト「さとふる」広報と、自治体担当者に聞きました。

12月14日、2020年を表す漢字が「密」と発表されました。1位になった「月収2万円で“山奥ニート”歴7年。自分の価値や感情を生まれて初めて知った」は、いわば「疎」環境だからこそ、心が「密」になれたとも言えるのは、興味深く感じます。3密環境の回避に従いながらも、ランキングからは、人と人との交流を求め、その大切さが再認識されている様子がうかがえるように思いました。


(鈴木千春)