Canooの多目的EVバンが予約受付開始。2022年限定発売、約341万円から

米国のEVベンチャーCanooが、配送業務向けバンタイプのEV「MPDV」の予約受付を開始しました。価格は3万3000ドル(約341万円)からで、予約には1台あたり100ドルのデポジット(返金可能)が必要となっています。Canooは2022年に限定生産を開始、2023年には大規模な量産体制に移行する計画です。

MPDVにはまず2種類のバージョンが用意されます。MPDV1は荷室容量が約5.7立方mあり、MPDV2はさらにその倍の容量になっているとのこと。いずれもSkatekartと称するスケルトンボディのデモ車と同じモーターを搭載しており、200馬力と約320N・mのトルクを発生します。

バッテリーサイズは40kWhパックを搭載するものが航続距離約210km、60kWhパックなら約306km、80kWhでは約370kmの走行が可能。最大積載量もバッテリーパックに応じて決まるとのことです。

自動運転機能も搭載しているものの、ドライバーが常に周囲に気を配り、運転できる状態でいる必要のあるレベル2のものとのこと。