新大久保発チーズタッカルビ進化版が話題。熱々料理で寒さを吹き飛ばそう

 季節はもう冬。まだ寒さに慣れず、気温差で体調を崩してしまうこともあるが、そんなときは体の中から温める薬膳系メニューや、高カロリーなスタミナ溢れる料理を食べよう!

◆空前の大ブーム!新大久保で誕生した「UFOフォンデュ」

 11月下旬になり、冬らしさが増す今日この頃。寒い日は、鍋料理で内側から体を温めたい。出汁の効いた日本の鍋も恋しいが、今回注目したいのは韓国鍋。東京のコリアンタウン・新大久保では、伝統的な韓国料理はもちろん、ファストフードからスイーツまで新たなトレンドが次々と生まれている。

 まず紹介するのは、昨今の韓国グルメブームの代表的存在「グッネチキン」だ。チーズタッカルビやチーズハットグなど、今韓国グルメのトレンド食材はチーズ。オーブンで焼いたグリルチキンが名物の同店も、やはりチーズタッカルビをいち早くメニューに掲げて人気となった。そして、空前の大ブームとなっているのが、本場韓国でなく、ここ新大久保で誕生した「UFOフォンデュ」だ。

 フォンデュ鍋をコンロの火にかけ、鍋の縁に並べたチキンをトロトロのチーズの海にダイブさせ、たっぷりと絡めて食べる。

◆カルビソースやカレー味でも

 円形の鍋にチキンが並ぶ様は、確かにUFOのようだ。1人前8本という、なかなかのボリュームだが、4本ずつ好きな味を選べるなど、飽きさせない工夫もある。カレーやハニーマスタード、カルビソースなどバリエーションも豊富。チーズとチキンのリッチな味を、大根ピクルスでリセットさせながら食べるのがおすすめだ。

 実は、界隈の他の韓国料理店でもチキンフォンデュを提供しているが、油で揚げたフライドチキンの場合が多いとか。「グッネチキン」はオーブン焼きのため、幾分ヘルシーと言えるだろう。

 使用する鶏肉はすべて国産。冷凍すると味が落ちると考え、ジューシーな生肉だけを使用する。また、海鮮チヂミやチーズトッポギなどのミニ料理とソフトドリンクが選べるお得なセットもある。

 どうやらフォンデュ鍋に並べられるチキンは16本が限界。そして2人前からでないと注文できないとあっては、恋人や友人と2人で行くのがベストだろう。

 いかにもパワーを充塡できそうな韓国鍋で、寒い冬に備えよう!

▼グッネチキン新大久保本店の「UFOフォンデュ」
チキンは10種以上のテイストから2種(3人前は3種)選び、2人前より注文可。写真はオリジナルとチーズパウダーをかけたディープチーズ。骨なしチキンもあり。1人前1419円(税込み)

◆新大久保発!寒さを吹き飛ばす韓国[パワー鍋]

 もう1軒紹介したいのが、参鶏湯専門店「高麗参鶏湯」。参鶏湯(サムゲタン)は丸鶏を漢方スープで煮込む韓国鍋のド定番だが、もとは大切な客をもてなすときや、風邪や疲労で体が弱っているときに食べられてきた栄養食だ。こちらの店のメニューは、おつまみとしてチヂミがあるぐらいで、基本的に料理は「高麗漢方参鶏湯」の一品のみ。店主の姜双鎬さんは、参鶏湯に自身の全情熱を捧げている。

「生後20日くらいの雄鶏にもち米や高麗人参、栗などを詰めて圧力釜で蒸してから、漢方スープに入れ、さらに煮込みます。この漢方スープは高麗人参や鹿茸、黄耆といった漢方や、棗や松の実などを長時間煮込んで仕上げた贅沢なもの。免疫力が落ちているときや、美肌になりたい人、アスリートにもおすすめです」

◆1人用の土鍋で熱々のまま食べると、体が芯から温まる スープの材料は、夏には新陳代謝を高めるもの、冬は体を温めるものを使うなど、季節によって変えているそうだ。白濁したスープは見るからに濃厚そうだが、漢方独特の香りは気にならず、鶏の臭みや脂っぽさも一切感じられない。