香港の地下鉄駅を歩くマスク姿の通勤客ら(2020年11月25日撮影)。(c)Anthony WALLACE / AFP

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【AFP=時事】香港で、新型コロナウイルスの流行第4波が広がっているとみられている。政府は30日、感染拡大が始まって以降最も厳しいレベルの規制を再導入する方針を発表した。

 人口750万人の香港で、同ウイルス感染症による死者は109人。これまでの感染防止策により、累計感染者数は6000人余りに抑えられているが、ここ数日は1日当たりの新規感染者数が100人を超えている。

 林鄭月娥(キャリー・ラム、Carrie Lam)行政長官は記者団に対し、「新型コロナウイルス感染症(COVID-19)の新たな波が香港に非常に急速に広がっている」と述べ、12月2日から新たな規制を適用すると発表した。

 既に学校は休校、バーやナイトクラブにも閉鎖命令が出ているが、2日からはカラオケ店や遊園地、マージャン店などのほとんどの娯楽施設も閉鎖対象となる。

 当局は、規制違反者に科す罰金を、現在の2000香港ドル(約2万7000円)からさらに引き上げることに加え、市民から違反通報を受け付けるホットラインの開設を計画している。

 最近の「スーパースプレッダー」事例の一つは、富裕層に人気のナイトクラブで発生。林鄭長官は、大勢がマスク不着用でパーティーに参加し、密接して踊っていたとして、「こういうことがあるから罰金を引き上げる必要がある」と苦言を呈した。

【翻訳編集】AFPBB News

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