アイドルグループ・関ジャニ∞の大倉忠義と女優の広瀬アリスが共演するフジテレビ系ドラマ『知ってるワイフ』(来年1月7日スタート、毎週木曜22:00〜 ※初回15分拡大)に、松下洸平、川栄李奈、瀧本美織、生瀬勝久、片平なぎさらが出演することが28日、明らかになった。

(上段左から)生瀬勝久、川栄李奈、松下洸平、瀧本美織、片平なぎさ (下段左から)マギー、おかやまはじめ、猫背椿、森田甘路=フジテレビ提供


韓国の有料ケーブルテレビチャンネル・tvNで18年に放送された同名ドラマが原作の今作は、「結婚生活、こんなはずじゃなかった! あの頃に戻って人生をやり直したい!」と日々嘆く恐妻家の主人公・剣崎元春(大倉)が、ある日突然過去にタイムスリップして、妻・澪(広瀬)を入れ替えてしまうところから始まる同ドラマ。

松下が演じるのは、元春とあおい銀行で入行同期の津山千晴。穏やかで楽天家。かつてはプレーボーイで派手な女性関係だったが、あっさり結婚して現在は双子のパパとして円満な家庭を築いている。元春の良き理解者で、夜中に呼び出されて愚痴を聞いてあげることもある。

川栄が演じるのは、元春と5才違いの妹・剣崎なぎさは。歯に衣着せぬ性格で、兄・元春よりも頼もしい。面倒見も良く、昔から元春の世話を焼くこともしばしば。義姉・澪のことも気にかけて、元春のフォローの役割を担うことも。公務員試験を受け続けているが、毎年不合格。他の目標を模索するも、兄夫婦の結婚生活を見ながら、「なんとなく結婚はまだいいか」と考えている独身女性だ。

瀧本が演じるのは、元春の後輩・江川沙也佳。両親は日本を代表する大企業の社長で超が付くほどのお金持ちのお嬢様。元春の大学の後輩で、チェロを専攻。大学のマドンナ的存在で誰もが彼女に憧れ、元春もその1人だった。卒業後、渡米してニューヨークの楽団に入団。久しぶりに帰国し、偶然元春に再会。「昔、好きだったの」と元春に告げる。

生瀬が演じるのは、謎の男・小池良治。「人生は変えられる」と元春に500円硬貨を渡し、タイムスリップするきっかけを与える本作のキーパーソンだ。怪しい風貌のホームレスだが、元春に一方的に人生相談されることに。気になる素性が少しずつ明らかにされていく。

片平が演じるのは、澪の母・建石久恵。明るく家族思いの“肝っ玉母さん”だが、夫の急死から立ち直れず、精神的に不安定になり、やがて認知症を発症。現在は一人暮らしをしており、認知症も進行気味。娘の夫である、元春のことを我が子のようにかわいがっていて信頼している。

また、元春の学生時代からの親友で元春と津山が入り浸る居酒屋のオーナー・木田尚希を森田甘路、元春の上司であおい銀行融資課課長・西徹也をマギー、窓口課課長・小谷つかさを猫背椿、支店長・宮本和弘をおかやまはじめがそれぞれ演じる。

それぞれのコメントは、以下のとおり。

■松下洸平

ファンタジーな設定ですが、中で起きる事はとてもリアルだなと思いました。夫婦間や恋人同士のすれ違いはすごく現実的で共感ポイントがたくさんあると思います。ちなみに僕はこの作品がキッカケで韓国ドラマにハマりました。

■川栄李奈

お話をいただいた時に韓国の原作ドラマを見たのですが、とても面白かったです。それから台本を読ませていただき、やはり面白かったです。元春の妹・なぎさの目線でも共感出来る部分がたくさんありました。いろいろなキャラクターが登場するので、幅広い年代の方々が登場人物の“誰か”に共感できる作品だと思いました。

■瀧本美織

いろいろな要素がギュッと詰まっていて、ラブストーリーでありながらヒューマンで、ファンタジーの要素も入っています。韓国の原作ドラマも見たのですが、人生丸ごと愛おしくなるような温かい気持ちになれる作品だと思いました。今回の台本も同じように、人生の大切な瞬間がたくさん散りばめられていて、キュンとなったり、切なくなったり、いろいろな気持ちになりました。

■生瀬勝久

不思議な世界観だなぁ、と。でも“過去に戻って人生をやり直したい”というのは、皆人生の中で一度は夢見る事だから、面白いなぁと思いました。

■片平なぎさ

実は認知症をもう少し重く捉えていたのですが、物語の中の久恵は、とても可愛いと思える存在でした。ドラマが放送される時間帯に、若い方たちが見ても暗くはならない“ちょっぴり子供返りしたおばあちゃん”というキャラクターのあり方になっていて、これは楽しみだわと思いました。

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