「出場せずにW杯を優勝した」スーパースター6名

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サッカーにおいてワールドカップを超える価値を持つタイトルはない。4年に一度しか行われず、国と国の意地がぶつかる大会であるからだ。

その優勝トロフィーはサッカー選手であれば誰もが掲げたいものだが、中には1度もプレーすることなくメダルを受け取った者も。

『Squawka』から今回は「大会で1度も出場することなく優勝トロフィーを掲げた選手たち」をお送りする。

ロナウド

出場しなかった大会:1994年

1998年のフランス大会で準優勝、2002年の日韓大会で優勝を果たした「フェノメノ」元祖ロナウド。実は17歳で挑んだ1994年のワールドカップでトロフィーを掲げていた。

この大会では弱冠17歳で、エースであったロマーリオのポジションを脅かすことはできず。この経験を糧にし、8年後には彼自身の活躍で世界王者の座を手にしている。

ペペ・レイナ

出場しなかった大会:2010年

ゴールキーパーが手袋を着用せずにワールドカップを優勝することは珍しくないが、ペペ・レイナは誰もが認めるスーパーな選手で、スペイン以外ならば間違いなくピッチに出ていただろう。

イケル・カシージャスのサブを務めていた彼はEURO2008と2012、さらに2010年のワールドカップというビッグタイトルを出場せずに獲得している。それは彼ほどの選手がムードメーカーを買って出ていたからだろう。

アディル・ラミ

出場しなかった大会:2018年

キリアン・エムバペが大ブレイクする大会となったロシアW杯。優勝したのはフランス代表だった。その大会の中、話題になったのはバカ売れしたギャレス・サウスゲイトのベスト、バンジャマン・パヴァールの不思議なシュート、そしてスタンドでアディル・ラミを応援する一回り以上年上の彼女パメラ・アンダーソン…などだ。

そのラミはディディエ・デシャン監督の下でプレーすることはできなかったため、パメラ・アンダーソンがそれ以上目立つこともなかった。しかしチーム内では「ラミのヒゲに触ると幸運が訪れる」というスピリチュアルなことが起こっていたそうで、もしかしたら優勝は彼のおかげだったのかもしれない。

ジーダ

出場しなかった大会:2002年

ロナウドが2回目のワールドカップを掲げた2002年夏。カカがわずかに出場してブラジル代表でのキャリアをスタートさせた日韓大会。そこで出場しなかったのはGKのジーダであったが、彼が果たした役割は大きかった。

決勝戦の前、エースのロナウドは震えていたという。1998年のファイナルを前に痙攣を起こして倒れた彼は、その再現を恐れて眠れなかったそうだ。しかしその時、偶然起きていたジーダが彼の話し相手となり、精神を落ち着かせたとか。

エリック・ドゥルム

出場しなかった大会:2014年

ボルシア・ドルトムントで若きサイドバックとしてプレーしていたドゥルム。ヨアヒム・レーフ監督は「彼は最も素晴らしい選手」とも評価していた。ただ彼がワールドカップを優勝したことはあまり知られていない。

圧倒的な力を見せたドイツ代表の中で7試合全く出場できなかった彼は、その時を振り返って「当時若かった僕は、状況を処理することが難しかったんだ」と語っているそう。

フランコ・バレージ

出場しなかった大会:1982年

イタリアの超名DFフランコ・バレージは今なお「パーフェクトなリベロ」だったと評価されている。しかし彼にとって唯一のワールドカップ優勝は、一度もプレーせずに手にしたものだった。

名将エンツォ・ベアルツォットが好んだのはユヴェントスに所属していたガエターノ・シレアであり、バレージはサブに過ぎない存在だった。それが監督との諍いに発展し、1986年にはメンバーにも選ばれていない。