おっはモーニング。酒村です。今回は久々に外でラーメンを食べてきました。新宿の思い出横丁での飲み会帰りについ立ち寄ってしまったラーメン屋。その名も竹虎。

東京に上京してきて都内のラーメンデビューをする際に、麺で体ができていると言っても過言ではない友人が三択で出してくれたラーメン屋さんのうちのひとつが竹虎だった。

完全個室の麺匠竹虎に行ってきた


ここの面白い特徴は二点ある。なんとラーメン屋さんなのに、ベビースターがよりスナックっぽさを持ったようなお通しが出てくるのだ。



もう一点は、カウンターだけでなく完全個室が用意されているのだ。ラーメン屋なのにゆったりとレストラン感覚でずるぽと麺をすすれる店舗はここしか知らない。ラーメンだけでなく、餃子を筆頭としたおつまみの種類も豊富なので居酒屋感覚で立ち寄る人も多いようだ。



いつもつけ麺かラーメンかで悩むのだが、今回は魚介豚骨ラーメンを注文することに。女性限定になってしまうのだが、コラーゲンボールのトッピングを無料でつけることができる。魚介豚骨のいい香りを放つラーメンと一緒に運ばれてきたコラーゲンボール。



この水饅頭みたいなプルルンとした物体がコラーゲンだ。ボボボーボボボーボボのところ天の助に想いを馳せながら、スープの中に溶かしていく。毎回、これお得かなと思ってつけているのだが、味の変化も分からなければ身体的な変化も分からない。ただ、気持ちだけは潤うことができるのでつけているのだった。



いただきます。まずはスープをすする。濃厚なスープは見た目よりも脂っぽさはない。まろやかでコクを感じ取ることができるスープは体全身をほっこりと温めてくれる。爽やかさっぱりとした豚骨醤油は飽きることなく食欲を後押ししてくれる。肝心な麺をずるぽずるぽしていく。太麺でもっちりとした麺はスープを絡めとりながら口へと運ばれてくる。個室でリラックスしているからなのかいつもの3倍増しで美味しく感じる。



メンマもチャーシューも分厚く存在感バッチリだ。歯ごたえのあるメンマはおつまみ感覚で楽しめる。とにかく重すぎないので飲み会の帰り道にぴったりなラーメンであることは間違いない。

無我夢中で食べていると、隣の個室からの話し声が聞こえてきた。どうやら私のスマートフォンのBluetoothがオンになっていたからか「何これめっちゃヘンテコな名前がある」と話題に取り上げられていた。普段から、自分の名前ではなく変な名前にしてしまう習慣がある。大学時代は「モラトリウムから抜け出せないミニブタ」という名前をつけていたな。あちら側が何か写真を送ってみようみたいな話をしていたので、やばい何か送られてくる先手打たないとウェイにやられると思って太々しい猫の拾い画をAirDropで送ってみた。

そしたら、そこから何通か画像のやりとりが続き、最後に画像に「〇〇さんありがとう、面白かったです(^ ^)」と感謝のメッセージが綴られたものを送ってくれたのだった。ラーメン屋で見知らぬ人と接触する経験は初めてだったのでこういうこともあるのかと、ちょっと胸がほっこりした1日の終わりだった。



酒村ゆっけ、 さかむらゆっけ 「一人飲み」をする様子を独特の世界観とワードセンスで解説する動画が人気を博している言葉クリエイター。読めるYouTubeを配信し、映画と本、お酒に溺れる。各所で話題沸騰中の文化人。見るとお酒が飲みたくなるような酒テロ系動画を配信中。 YouTube:http://www.youtube.com/c/yukke_sakeTwitter:https://mobile.twitter.com/yukke_sakeHP:https://yukke-sake.stores.jp/ この著者の記事一覧はこちら