渋野日向子は2位タイで週末へ(撮影:佐々木啓)

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<JLPGAツアーチャンピオンシップリコーカップ 2日目◇27日◇宮崎カントリークラブ(宮崎県)◇6543ヤード・パー72>
首位の原英莉花と1打差の2位からスタートした渋野日向子は、5バーディ・2ボギーの「69」で回り、首位と2打差のトータル7アンダーの2位タイ。上々の形で週末の2日間に向かう。
渋野日向子と原英莉花の組 ギャラリーがいたら大変な盛り上がりだったでしょうね【大会フォト】
2番でバーディが先行した渋野は、4番、6番でもバーディ。後半に入った10番、11番でも連続バーディを奪い、首位に浮上すると13番パー5でも2オンに成功。ところがここで3パットのパーとすると、その後はボギーを2つ叩きホールアウトした。
「ここから流れが変わりましたよね」という13番は悔しいパーとなったが、それでも首位の原を追撃する気持ちは強い。「予選落ちがないということで、最初からいいショットだったり、攻めのショットができていたので、それを最後まで貫くことができた」と、残りの2日間に向けて、攻撃的な姿勢は失っていない。
先週の「「大王製紙エリエールレディス」では今季ベストの5位に入った渋野。今週もここまでは、ひとまず順調な滑り出し。「個人的には3つ伸ばせられたらいいと思っていて、それが達成できたからよかった」と、最低限のアンダーパーラウンドには及第点をつける。
残り2日間の戦いに関しては、「ショットでどれだけパーオンできるか、どれだけチャンスを決められるか、どれだけパー5で2オン狙って楽にバーディを獲れるか」と、状態が上がってきたショット力で、持ち前の攻めの気持ちを前面に出していく。
来週は1週間あいて、10日に開幕する「全米女子オープン」に出場。20年を最高の形で締めくくるためにも、1年ぶりの優勝という結果を求めていく。
<ゴルフ情報ALBA.Net>

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