フィフィ

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 タレントのフィフィが、11月26日のツイッターで「GoToトラベル」の裏側について持論を展開した。フィフィは「感染拡大で槍玉に上がったのがGoToトラベルの見直し。もちろん一定の成果を得られたものの、このGoTo利権に絡んでいるのが、いつもの顔ぶれ、あの企業。この事業、始めから委託業社も決まっていたんでしょ?と疑われますが、給付金の時と同じ、いつものカラクリだったんです」(原文ママ)とツイートし、自身のYouTubeチャンネルの動画のリンクを紹介した。

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 動画ではGoTo事業の公募期間が、5月25日から6月8日までのわずか2週間弱しかなく、全国を対象とする大規模な事業なために、事前に周到な準備がなされていたのではと指摘している。この事業を引き受けたのが、持続化給付金事業にも関わっている大手広告代理店らが出資する会社だった。さらに、一年の順延が決定している、東京オリンピック・パラリンピックも、今後の感染状況によっては開催できるかの瀬戸際にある。フィフィはツイートで、「旅行業を救済という理由より、五輪中止で大損するであろう政府と関わりのあるあの企業を救う為に行われた可能性があるという事を指摘」と動画の内容を説明している。

 動画のコメント欄には「素晴らしい説明です。分析力、説明力、言語力など最高」「勇気あるな。そりゃぁ本当のことなのに口に出すだけでテレビから干されるわな。応援してます」「これを追及しない野党って異常」といった共感の声が並んだ。歯に衣着せぬ発言で知られるフィフィ節が聞けたと言えるだろう。ただ、「急なことだし、委託先が決まっていてもいいと思う」「今に始まったことではない。行政と一部団体の利権絡みは昔からある」といった慎重な立場に付く意見も見られた。

 フィフィの発言は、一般メディアが報じていないのは確かであり、今後も注目を集めそうだ。

記事内の引用について
フィフィのツイッターより https://twitter.com/FIFI_Egypt
フィフィ(FIFI)のYouTubeチャンネルより
https://www.youtube.com/channel/