フェデラー、昔のことを「本当に後悔している」

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パンデミックの影響を大きく受けたテニスの2020年シーズンだったが、元世界王者ロジャー・フェデラー(スイス)は、膝の手術のために1月の「全豪オープン」以外、公式戦への出場はなかった。2021年「全豪オープン」での復帰を期待されているフェデラーが、キャリア初期の頃について語った。Tennis World USAが報じている。

今年39歳になったフェデラーは、十代の頃は今のような落ち着いた、冷静なプレーヤーではなかった。フェデラーは若い頃の癇癪を後悔していると語った。「何度かひどい癇癪を起したことがあった。主に自分に腹を立てていたんだけど。ひどい態度を取ったことは、本当に後悔している」


十代の頃のフェデラーは、同じ年頃のラファエル・ナダル(スペイン)やビヨン・ボルグ(スウェーデン)のような成功を収めてはいなかった。フェデラーはその理由を、感情的であったせいだと考えている。


「ビヨンと僕は似ていたと思うけど、彼はもっと早く、十代の頃に気が付いたのに、僕はもっとずっと遅くまでチャンピオンになるには何が必要か分かってなかった。だからビヨンとラファはテニス史上最高の十代選手なんだ」


「僕はもっと時間がかかった。テレビや観客から受けるプレッシャーを扱う方法、それからテニスに対するリスペクトというものを理解すること」

「2003年の“ウィンブルドン”での優勝より後の僕しか知らない人は、どうしたらいつもそんなに落ち着いて、冷静でいられるのかと聞くけど、それ以前の僕はそうじゃなかった」

そんなフェデラーは、2002年に最終戦(当時は「テニス・マスターズカップ」)に初出場。その年に圧倒的な成績を収めていたのはレイトン・ヒューイット(オーストラリア)とアンドレ・アガシ(アメリカ)で、それぞれ5回の優勝を遂げている。

そして世界6位で最終戦に出場したフェデラーは、ラウンドロビンを3勝0敗で勝ち上がり注目を集めたが、準決勝で当時世界1位だったヒューイットに5-7、7-5、5-7で惜敗した。

「最終戦の出場権を得られたことはすごいことだった。それで、世界最高のベースライン・プレーヤーたちとベースラインで打ち合って勝つことができる、と信じることができた。そして2003年が僕のブレークスルーの年となった」

(テニスデイリー編集部)

※写真は2018年「全豪オープン」決勝戦でのフェデラー
(Photo by Mark Kolbe/Getty Images)