ティームが早くも来年9月の大会への参戦を表明

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2020年シーズンで大きな成功を収めた男子テニス世界3位のドミニク・ティーム(オーストリア)。そのティームが来年9月に開催予定の「レーバー・カップ」に出場することが早くも大会公式サイトで発表された。

ティームは今年、「全豪オープン」で準優勝すると、「全米オープン」ではグランドスラム22大会ぶりの新王者に。先週開催された「Nitto ATPファイナルズ」では2年連続準優勝となり、またBIG3からそれぞれ5勝を挙げた2人目の選手として世代交代を推し進めている。


いまだテニス界は新型コロナウイルスの影響を受けており、来年の「全豪オープン」シーズンのスケジュールも確定していない状態だが、来年9月24日から26日までアメリカ・ボストンで開催予定の「レーバー・カップ」への出場を表明した。


「レーバー・カップ」は通常のトーナメント方式の大会とは異なり、「チーム・ヨーロッパ」と「チーム・ワールド」の2陣営に分かれて対戦する大会。ランキングポイントの付与はないもののトップ選手たちが集結し、ロジャー・フェデラー(スイス)とラファエル・ナダル(スペイン)がチームメイトになってダブルスを組むなど、通常の大会ではお目にかかれない試合があることも見どころの一つだ。


今年も開催が予定されていたが、スケジュールの変更で「全仏オープン」と日程が被ったことを理由に延期となっていた。


大会公式サイトによると、ティームは出場について「素晴らしいイベントで、ボストン大会のチーム・ヨーロッパの一員になれることにとても興奮しているよ」とコメントしている。


(テニスデイリー編集部)


※写真は「Nitto ATPファイナルズ」でのティーム
(Photo by TPN/Getty Images)