台湾南部高雄市で、台湾製の潜水艦の着工式典に出席する蔡英文総統(2020年11月24日撮影)。(c)Sam Yeh / AFP

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【AFP=時事】台湾は24日、潜水艦8隻の建造を開始した。中国政府が好戦的な姿勢を強める中、防衛力の増強を目指す。

 蔡英文(Tsai Ing-wen)総統は南部高雄(Kaohsiung)市の造船所で開かれた着工式典で、「主権を守るという台湾の強い意志を、われわれは世界に示している」と述べた。

 潜水艦の建造は長年議論されてきた計画で、当局によると、最初の1隻は2025年までの引き渡しを予定している。

 台湾海軍は現在、潜水艦4隻を保有しているが、うち2隻は米国製で1940年代に建造された。

 ここ数十年間中国は、潜水艦や戦闘機を台湾に売却しないよう他国に圧力をかけているため、台湾が自力で軍需産業を発展させざるを得ない状況が続いている。

 台湾はミサイル分野で大きな進歩を遂げ、戦闘機を製造しているが、中国軍に比べるとその軍事力ははるかに劣っている。

【翻訳編集】AFPBB News

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