イタリア・セリエA、インテルのクリスティアン・エリクセン(2020年2月9日撮影)。(c)MARCO BERTORELLO / AFP

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【AFP=時事】イタリア・セリエAのインテル(Inter Milan)に所属するデンマーク代表MFクリスティアン・エリクセン(Christian Eriksen)は退団を要求しており、加入からわずか10か月で同チームでの生活は終わりを迎えたようだ。

 28歳のエリクセンは今年1月、ボーナスを含む移籍金総額2750万ユーロ(約34億2000万円)の4年半契約でイングランド・プレミアリーグのトッテナム・ホットスパー(Tottenham Hotspur)からインテルに加わった。

 しかしこの1年は、305試合に出場して69得点、89アシストを記録したトッテナム時代や、最近の代表チームで見せているようなパフォーマンスを発揮することができていない。

 アントニオ・コンテ(Antonio Conte)監督の下での序列が下がっているエリクセンは、「夢見ていたものではなかった」と認め、「人々は私のプレーを見たがっているし、私もそうしたいが、監督は違う考えを持っている。私はそれを尊重しなければならない」と話している。

 エリクセンはインテルで今季7試合に出場しているが、先発は4試合にとどまっており、得点はおろかアシストさえマークできていない。インテル移籍後は33試合でプレーし、4ゴールを挙げている。

 インテルのジュゼッペ・マロッタ(Giuseppe Marotta)最高経営責任者(CEO)は22日、「移籍を要求する選手を引き止めては絶対にいけない」と話し、エリクセンの退団が迫っていることを認めた。

 コンテ監督は、エリクセンには「多くの機会があったし、他の選手よりもたくさん試合に出場している」と強調し、「私の選択は常にインテルのことを考えてのものだ」「私が適切だと判断すれば、彼は先発11人の一人として、あるいは途中からでもプレーできるだろう」と語った。

 この間、エリクセンはフランス・リーグ1王者パリ・サンジェルマン(Paris Saint-Germain、PSG)や、プレミアリーグのアーセナル(Arsenal)やマンチェスター・ユナイテッド(Manchester United)への移籍が報じられている。

 昨シーズンのセリエAで王者ユベントス(Juventus)に1ポイント及ばなかったインテルは、今季も優勝候補の一角となっているが、現在は首位ACミラン(AC Milan)と5ポイント差の5位につけている。

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