偉大なテニス選手であり実業家、セレナが手掛ける数々のビジネス

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テニス界のスター選手の一人、セレナ・ウイリアムズ(アメリカ)は誰もが知っているだろうが、彼女がコート外で行っているビジネスについて知っている人は多くない。39歳のセレナは元世界ランキング1位のテニス選手であると同時に、天才的な投資家でもある。彼女の行うビジネスの多様さから、セレナはアメリカ人精神を体現した叩き上げの実業家という名声を得ている。ウェブメディアEssentially Sportsが報じた。

ビジネス界での彼女の活動は、今に始まったものではない。セレナは2018年にネット販売専門の洋服ブランドS by Serenaを立ち上げた。黒人やマイノリティの女性向けの事業を展開し、顧みられることのなかった人々の声を代弁している。


グランドスラム23度優勝を誇るセレナは、果敢なテニス選手であるが、人物としてはさらに果敢だ。6年間かけて構想したアイデアを、この夏Serena Venturesと名付けてお披露目。これは有望な人材を支援するための企業で、すでに何十億ドル規模の事業を展開している。現在、様々な分野のスタートアップ企業30社以上が参加。この事業により、セレナは米経済誌Forbesの2020年版「アメリカの自ら財を成した最も裕福な女性」トップ100に登場することとなった。


「あらゆる女性の成功は、他の女性にとっての刺激であるべき。私たちはお互いを高め合うべきよ。勇敢であることを忘れないで。強く、限りなく優しく、そして何よりも、謙虚でいて」とセレナは語っている。

テニスとビジネスの両方で成功を収めることは、誰にでもできることではない。しかしセレナにとっては、それが彼女の望みだ。これからも長年にわたってプレーを続けることを望むかたわらで、ビジネスを飛躍的に成長させることも目指している。ネット販売とファッションから、食品や健康の分野にいたるまで、セレナはコート内外で幅広く活躍している。

ファッションフリマアプリを展開するPoshmarkと、オンラインアンケートツールを提供するSurveyMonkeyの理事でもあるセレナは、自身の名を冠したジュエリーブランドも持っている。また、アメリカ人ラッパーのJay Zと共に、インドネシア産コーヒーKopi Kenanganにも出資している。加えて、アメリカンフットボールのマイアミ・ドルフィンズや、総合格闘技団体UFCにも出資している。

新しい次世代のビジネスをアメリカの主要産業と見なし、セレナはそうした分野にも投資を行っている。お金に関する彼女の見識は、彼女のテニスの技量に匹敵する。セレナは人々に、努力し、連携し、投資し、そして望み通りの成功をおさめることを信じるように勧める。

オリンピックで4つの金メダルを獲得したセレナは、テニス界にとどまらない大きな存在だ。これからどこまで活躍を広げていくのか、想像もつかない。

(テニスデイリー編集部)

※写真は2020年「トップシード・オープン」に出場中のセレナ         (Photo by Hannah Peters/Getty Images)