ロードレース世界選手権、最終第15戦ポルトガルGP、MotoGPクラス決勝。表彰式で優勝を喜ぶレッドブルKTMテック3のミゲル・オリベイラ(2020年11月22日撮影)。(c)PATRICIA DE MELO MOREIRA / AFP

写真拡大

【AFP=時事】ロードレース世界選手権(WGP 2020)最終第15戦ポルトガルGPは22日、MotoGPクラス決勝が行われ、レッドブルKTMテック3(Red Bull KTM Tech 3)のミゲル・オリベイラ(Miguel Oliveira、ポルトガル)が母国GPで「一層特別な」優勝を果たした。

 自身初となる母国でのMotoGPレースで、オリベイラはまぶしい青空の下、第6戦スティリアGPに続く同クラス2勝目を挙げた。

 レースを終えたオリベイラは「うそみたいだ」「こういうレースをずっと夢見ていて、それを実現できたのが信じられない。うまい言葉が見つからないが、きょうは来られず、家で見てくれたファンを含むみんなに感謝したい。みなさんとチームにありがとうを言いたい」とコメントした。

「僕にとっては最高の一日で、大きな成果だ。一層特別な勝利だよ。初勝利のときは家族が現場で見られなかったが、きょうはここに来ていて、素晴らしい感動的な日になった。シーズンを良い形で終えられてとにかくうれしい」

 オリベイラが2勝目を挙げたことで、新記録となるシーズン10人目の優勝ライダー誕生はならなかった。まったく予想のつかなかった今季のMotoGPは、オリベイラとファビオ・クアルタラロ(Fabio Quartararo、フランス)、ブラッド・ビンダー(Brad Binder、南アフリカ)、アンドレア・ドビツィオーゾ(Andrea Dovizioso、イタリア)、フランコ・モルビデリ(Franco Morbidelli、イタリア)、マーベリック・ビニャーレス(Maverick Vinales、スペイン)、ダニロ・ペトルッチ(Danilo Petrucci、イタリア)、アレックス・リンス(Alex Rins、スペイン)、ジョアン・ミル(Joan Mir、スペイン)の9人が優勝しており、そのうちチーム・スズキ・エクスター(Team SUZUKI ECSTAR)のミルが総合優勝を決めている。

 6選手による2位争いは、ペトロナス・ヤマハSRT(Petronas Yamaha SRT)のモルビデリがいったんは抜け出したが、プラマック・レーシング(Pramac Racing)のジャック・ミラー(Jack Miller、オーストラリア)が最終ラップでモルビデリを抜いた。

 ミラーが2位に入ったことで、ドゥカティ(Ducati)が2007年以来となるコンストラクターズ選手権のタイトルを獲得した。一方、ミルが決勝20番手スタートから電気系統の故障でリタイアと振るわなかったスズキは、ドライバーズタイトルとの2冠を逃した。

【翻訳編集】AFPBB News■関連記事
ファクトリーチームに別れ告げるロッシ、最終戦は「特別な瞬間」
ミスター安定感、スズキのミルが自身初のMotoGP総合V
オリベイラが劇的なスティリアGP優勝、最終コーナーで2人抜く