優勝を左右する一戦で値千金の決勝弾を決めた眸。写真:徳原隆元

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[J1リーグ28節]浦和1−2G大阪/11月22日(日)/埼スタ

 自力優勝が懸かっていた川崎が前日の大分戦で敗れていたため、ガンバ大阪はこの試合で引き分け以下になると、その時点で川崎の優勝が決まるという特殊な状況での一戦となった。

 試合は62分、ホームの浦和レッズにセットプレーから先制を許す苦しい展開だったが、66分に宇佐美貴史が同点弾を決めると、81分、CKから郄尾瑠が打点の高いヘッドでねじ込み、2−1と逆転に成功した。

【動画】ガンバ大阪を救う郄尾渾身のヘディング!浦和戦の決勝弾はこちら

 試合後のフラッシュインタビューで、G大阪の宮本恒靖監督は「いい時間帯も前半からあり、自分たちのペースで試合を進めていたなかで先制され、特にアウェーのなかで。ただその後の選手たちのリアクションは良かったと思います」と振り返り、「最後の最後まで仲間を信じて、勝利を信じて走りきっていた姿というのは良かったと思います」と選手たちを称えた。

 決勝弾を決めた郄尾はこれがJ1初ゴール。今季リーグ戦27試合目にして値千金のゴールとなった。
 
 試合後に慣れない様子でフラッシュインタビューを受けた若武者は、「いつもCKから点を取りたいと思っていましたので、取れて良かったです。点というか、アシストでも結果が出ていなかったので、こういう大事なところで(結果を)出すことが出来て良かったです」と喜びを語る。

 この勝利で勝点を58としたG大阪は2位の座を死守。首位川崎(勝点72)と14ポイント差とし、次節、中2日で直接対決となる。

 郄尾は、「まだ優勝というのは決まっていないのでみんなと優勝できるように頑張りたいです。川崎はすごく強くて良いサッカーをやってくると思いますが、自分たちのサッカーをしっかりとやって、勝てるように頑張りたいです」と意気込みを語った。

 G大阪は、浦和戦での逆転勝利の勢いをもって、次節でも優勝の可能性を残せるか。

構成●サッカーダイジェストWeb編集部