会話のキャッチボールができないのは、育ってきた環境が違うから……という一言ではすませられない重問題。では、育ってきた環境を親のせいにせず克服する方法は?

「まずは、自分を褒めて、認めて、勇気づけてくれた、人生のターニングポイントとなった人を思い出してみてください。学校の先生や先輩、交際した彼女、知り合いの大人など人により異なりますが、その人からの言動を感謝しながら思い出してみるのです。過去のそういった経験を思い出すと自信が復活し、抑制がはずれて自身を表現できるようになります。結婚したいけれどできない人は全員、ターニングポイントとなる人物がいません。

 もしいない場合は、自分にはターニングポイントとなる人物が必要だと把握することが大前提。男性はその相手を恋愛対象に求める傾向がありますが、恋愛対象ではない、異性で40代後半以降の既婚者にしましょう。一例を挙げると、40代前半の男性は50代の既婚女性。社内でも、趣味のコミュニティでもかまいません。結婚を経験している彼女たちは基本的にあなたを、『なんとかしてあげたい』という、温かい目で見ています。話しかけてみたら、否定するのではなく長所を見つけてくれる、よき婚活アドバイザーになってくれる可能性があるのです。

 総じて結婚したくてもできない人は、他者に誇れる企業への就職や資格を取得しようとしますが、頑張る方向を間違えています。とかく男性は、大きな評価を得ようとするからです。いきなり大きな評価を獲得することは難しいと心得て、まずはターニングポイントとなる人物を探す。イコール、自分をかわいがってもらえる環境に身を置くことが先決です」

◆年上の既婚女性に話しかけてみよう

 佐藤氏は、「同性はお勧めできません」と話を続ける。

「男性同士の会話は基本的に、マウンティング。女性より共感力が低く競争意識が高いため、『俺のほうがすごいよ自慢』になりがちで、褒めて、認めて、勇気づけてくれる男性は稀だからです。同性から探すよりも、年上の既婚女性に話しかけることから始めてみましょう。笑顔で『今日もお疲れ様です』『ありがとうございます』と、簡単な言葉がけをするだけでも、数ヶ月で自身を取り巻く環境が変わるはずです」

 次回は、女性が「結婚したい!」と感じる、3つのツボを聞く。

<取材・文/内埜さくら>

【佐藤友和】
一般社団法人日本婚活教育協会 代表理事
結婚の学校株式会社 代表取締役社長 1977年12月19日 栃木県宇都宮出身 東京都在住
28歳の初めての海外旅行で白人美女に魅了され国際結婚を志し、31歳の時に、現役ロシア人モデルだった現在の妻と結婚。
2011年5月、東日本大震災をきっかけに「婚活教育」の必要性を感じて起業。
2013年より講師育成を段階的に進めていき、2014年「一般社団法人日本婚活教育協会」を設立。
現在は全国47都道府県に「結婚の学校」を設置して、恋愛婚活に悩める男女の問題解決のために活動中。