インドコブラ。Biosphoto 提供(2017年10月3日撮影、資料写真)。(c)Biosphoto / Clement Carbillet

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【AFP=時事】インド西部ラジャスタン(Rajasthan)州で、新型コロナウイルス感染症(COVID-19)とデング熱、マラリアを克服した英国人の慈善活動家が毒蛇にかまれ、快方に向かっている。

 この英国人はイアン・ジョーンズ(Ian Jones)氏で、州都ジャイプール(Jaipur)から約350キロ離れた農村部のジョドプール(Jodhpur)でインドコブラにかまれた。現地のメディパルス病院(Medipulse Hospital)で治療に当たった医師は21日、AFPに対して「ジョーンズ氏は先週、村で蛇にかまれて来院した。最初は新型コロナウイルス陽性(再感染)の疑いがあったが、検査で陰性が確認された」と語った。その上で「治療の間、同氏は意識がはっきりしていた。毒蛇にかまれた場合に出る視力低下や歩行困難といった症状はあったものの、一般的にこれらは一過性のものだ」と付け加えた。

 医師は、ジョーンズ氏が来院の翌週に退院したと話し、「長期的な影響はないと考えている。もし症状がまだ改善していないとしても、この先数日間内には改善するだろう」との見通しを示した。さらに、蛇にかまれるのは州の農村部で珍しいことではないと付け加えた。

 ジョーンズ氏の息子、セブ・ジョーンズ(Seb Jones)氏は、父親の治療費とイングランド南部沖のワイト島(Isle of Wight)への帰国費用をまかなうため、支援を呼びかけるページをクラウドファンディングのプラットフォーム「GoFundMe」に開設した。このページでセブ氏は「父は闘ってきた。インド滞在中にマラリアとデング熱、その後新型コロナウイルス感染症にかかった」と述べた。

 ジョーンズ氏はラジャスタン州で伝統工芸の職人らと連携し、慈善団体の支援を受けた社会的企業「サビリアン(Sabirian)」を通じて職人らが作った工芸品を英国に輸入し、貧困からの脱却を支援している。

【翻訳編集】AFPBB News

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