ナダル 逆転負けは「プレッシャーのせいではない」。メドベージェフを称賛

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男子ツアー最終戦「Nitto ATPファイナルズ」(イギリス・ロンドン/11月15日〜11月22日/室内ハードコート)で準決勝敗退となった世界2位のラファエル・ナダル(スペイン)。7年ぶりの決勝進出を逃し、今回での同大会初優勝はならなかった。

世界4位ダニール・メドベージェフ(ロシア)との準決勝で第1セットを先取したナダルは、続く第2セットで一時5-4としサービング・フォー・ザ・マッチを迎えた。ところが、まさかのラブゲームでブレークバックを喫してしまうと、タイブレークでも競り負けフルセットへ。そして最終第3セットを3-6で落として敗退した。


ATP(男子プロテニス協会)公式サイトによると、試合後の記者会見でナダルは「(第2セットの)5-4では彼(メドベージェフ)は良いゲームをしていたと思うけど、僕はそうではなかった。僕は悪いゲームをした。それだけだよ。僕には大きなチャンスがあったのに、失ってしまったんだ」


一方、記者からプレッシャーの影響を聞かれるとそれを否定した。


「今回よりもさらに難しい状況の中で十分な試合をして、大会を勝ち抜いてきたんだ。だから、そんな風には感じていないよ」「悪いゲームをしたと思う。もちろん、試合に勝つために緊張するのは当然だ。でも、僕だけじゃなくてみんながそうなんだ。緊張するのは普通のことだよ」


その上で「彼はいくつかのポイントで良いプレーをしたと思うし、僕はいくつかミスをしてしまった」「小さなことが大きな違いを生むんだ。彼はとにかく良くやったけど、僕はまだまだだった」と、相手を称えた。


新型コロナウイルスの影響で、異例づくしの1年となった今シーズン。ナダルは27勝7敗という戦績で終えた。今年、ツアー再開直後の「全米オープン」は出場回避したものの、異例の秋開催となった「全仏オープン」で13度目の優勝という偉業を達成した。


ナダルは「僕の目標はいつも同じだ。どの大会に行っても、良い試合をできるようにして勝利を目指すんだ」と話した。


「それが毎年の目標で、僕のモチベーションはいつも同じだよ。来年は重要な年になりそうだね。戦う準備をしっかりとしてゆきたいと思う。オフシーズンの間に励むつもりだよ」


(テニスデイリー編集部)


※写真は「Nitto ATPファイナルズ」でのナダル(左)とメドベージェフ(右)
(Photo by TPN/Getty Images)