六回ソフトバンクの攻撃を終え、顔をしかめベンチに戻る菅野=瀬戸口翼撮影

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(21日、日本シリーズ第1戦 ソフトバンク5―1巨人)

 6回4失点で負け投手。

 これがレギュラーシーズンなら、悲観する必要はない。だが、巨人の菅野智之が託されたのは、短期決戦の第1戦。あまりにも痛すぎる敗戦だ。

 二回、先頭のグラシアルに内角の厳しい球を右前にはじき返された。続く栗原には、2ボールからのスライダーを完璧に捉えられて2ラン。ベルトの高さへの不用意な球だった。マウンド上では表情を変えなかったが、その胸の内は悔しさであふれかえっていただろう。

 「去年のシリーズで負けた時から、相当な覚悟でやってきた。気持ちで相手を上回れるように投げたい」。今季セ・リーグ最多の14勝を挙げたエースが、気合十分で立ったマウンドだった。だが、六回は簡単に2死を奪いながら、死球をきっかけに2失点。大一番で粘り切れなかった。