男子テニス、ATPファイナルズ6日目。勝利を喜ぶノバク・ジョコビッチ(2020年11月20日撮影)。(c)Glyn KIRK / AFP

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【AFP=時事】男子テニス、ATPファイナルズ(ATP Finals 2020)は20日、6日目が行われ、大会第1シードのノバク・ジョコビッチ(Novak Djokovic、セルビア)は6-3、7-6(7-4)で第5シードのアレクサンダー・ズベレフ(Alexander Zverev、ドイツ)を下し、ベスト4入りを果たした。

 この日のジョコビッチは、今大会2試合目で黒星を喫したダニール・メドベージェフ(Daniil Medvedev、ロシア)戦と同様に自己ベストのプレーには及ばなかったものの、勝利を収めてロジャー・フェデラー(Roger Federer、スイス)の史上最多記録に並ぶ通算6度目の大会制覇に向けて踏みとどまった。

 2018年大会の決勝でズベレフに敗れていたジョコビッチは、3本のブレークポイントをしのぐなどしてそのときのリベンジを果たし、21日に行われる準決勝では、「グループロンドン2020」をトップ通過した第3シードのドミニク・ティエム(Dominic Thiem、オーストリア)と対戦することが決まった。

 ジョコビッチは第1セット、相手のサービスゲームをいきなりブレークするなどしてゲームカウント3-0とリードし、逃げ切りの態勢に持ち込んだ。第7ゲームでは15-40の劣勢に立たされたものの、メドベージェフ戦で痛手を受けてから集中力を取り戻してピンチを脱出。ズベレフにとってはそれがこのセットでの最後のチャンスとなり、ジョコビッチがダウンザラインにバックハンドのウイナーをたたき込んでセットカウント1-0とした。

 第2セットはタイブレークにもつれると、ズベレフが序盤にミニブレークに成功したが再び追い付かれて逆にプレッシャーをかけられ、ジョコビッチに勝利をさらわれてしまった。

 四大大会(グランドスラム)通算17勝のジョコビッチは、9月の全米オープンテニス(US Open Tennis Championships 2020)でグランドスラム初優勝を果たしたティエムについて、手ごわい相手になるとの認識を示し、「彼はキャリアを開始したばかりのときは明らかにクレーコートで本領を発揮していたが、どのツアーでも最強かつ最も献身的な選手の一人なのは間違いない。ドミニクはすべてのサーフェスで『A』の成績だ」と警戒した。

「彼は今年ニューヨークのハードコートでグランドスラム初制覇を果たした。去年ここで対戦したときは、自分が第3セットを6-7で落として敗れた。本当にスリリングな試合だった。また素晴らしい試合ができることを望んでいるけれど、今回は違う結果を出してみせる」

【翻訳編集】AFPBB News

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