東京五輪のサッカー競技会場となる宮城スタジアム前で行われた対テロ訓練=20日午前、宮城県利府町

 来夏開催予定の東京五輪のサッカー競技会場の一つとなる宮城スタジアム(宮城県利府町)で20日、テロで負傷者が多数発生したケースを想定し、消防や県警などが対応訓練をした。五輪本番に向けた関係機関の連携強化が狙い。

 観客入場開始直後、スタジアム入場口付近で、約50人が原因不明の目の痛みや息苦しさを訴えたと想定。防護服を着た警察官が検知器で「サリンが原因」と特定すると、消防は、負傷者の治療順位を判定する「トリアージ」を行った上で、衣服に付いた有害物質を水で洗い流してから搬送する訓練を行った。

 今春を予定していたが新型コロナウイルスの感染拡大で延期していた。