10月下旬、新型コロナウイルスの感染者が出たソウル市内の高校。生徒が検査を受けている(資料写真)=(聯合ニュース)

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【ソウル聯合ニュース】韓国の中央防疫対策本部は20日、この日午前0時現在の国内の新型コロナウイルス感染者数は前日午前0時の時点から363人増え、累計3万17人になったと発表した。市中感染が320人、海外からの入国者の感染が43人だった。1日当たりの新規感染者数は前日より20人多く、3日連続で300人を上回った。これは首都圏を中心に「第2波」が到来したとされる8月中旬以来ほぼ3カ月ぶりで、専門家は「第3波」に入ったとの見方を強めている。

 新規感染者数は300人台半ばに増え、1月20日に国内で最初の感染者が確認されてから305日で感染者の累計は3万人超となった。死者も累計501人と、500人を超えた。

 感染者が連日増加しているのは、家族や知人との集まり、大学、スポーツ施設、宗教施設、カラオケ店といった日常のさまざまな場所で、全国的に中小規模のクラスター(感染者集団)が続出しているため。政府は感染拡大を食い止めようと、19日からソウル市、京畿道、光州市の全域と江原道の一部で防疫対策「社会的距離の確保」のレベルを最も低い第1段階から第1.5段階に引き上げた。だが、クラスターの発生地域は広く、しばらくは感染拡大が続く恐れがある。

 この日の新規感染者(363人)は8月28日(371人)以来、84日ぶりの高水準となった。

 市中感染者が320人で、10日連続で3桁。また、83日ぶりに300人を上回った。

 市中感染者を地域別にみると、ソウル市が127人、京畿道が62人、仁川市が29人で、首都圏が218人を占めた。200人超は84日ぶり。

 首都圏以外では、江原道が24人、慶尚南道が18人、忠清南道が15人、全羅南道が14人、全羅北道が13人、慶尚北道が7人、光州市が4人、釜山市と忠清北道、済州道がそれぞれ2人、大邱市が1人だった。非首都圏も前日(116人)に続いて100人を上回った。

 一方、海外からの入国者で新たに感染が確認されたのは43人で、前日(50人)よりは少なかったものの、高止まりが続いている。23人は空港や港湾での検疫で判明し、残りの20人は入国後の自主隔離中に陽性と分かった。

 死者は前日から3人増え、計501人となった。韓国国内の平均致死率は1.67%。

 19日の検査件数は1万9600件で、前日から119件増えた。

 中央防疫対策本部は毎日午前に同0時時点の新型コロナ感染者数を発表している。