木工製品は歳月で深みが増しますが、紫外線や風雨の影響が特に大きい木材もあるとのことです。

10年経った壁が、太陽や雨風が当たっている部分とそうでない部分で、まるで別物のように差が生まれました。

 

The same wooden cover on the building, but one part is under the balcony. 10 years of weather.fromr/mildlyinteresting

全く色が違う!

まるでペンキで塗り分けたかのような違いがありますが、両方とも同じ木材だそうです。

左側は日光や雨にさらされ、右側はバルコニーの下部になっていて陰になっているとのこと。

これだけの差が付いた年月は、およそ10年。

海外掲示板のコメントをご紹介します。

●北欧のスカンジナビア半島では"ore-pine"(北欧松)と呼ばれる木で、美しいだけでなくメンテナンスが必要ないのが特徴。この材木はノルウェーの築8〜900年の教会にも使われている。

↑シベリアのカラマツ材はそうした理由で人気が高まっている。何もせずに放置して時が経つと銀色になる。

●これが壁の写真であると気づくまで、かなり長い時間かかった!!

↑わお、そのコメントを見るまで気づいてなかった!

↑最初は何に見えたんだ?

●映画のように昔は白黒だった証拠だよ。

↑まだ色が発明されていなかった昔。

●子供がいる40歳 vs 子供のいない40歳

↑ということは子供が太陽光だと言ってるんだよね?

●あるいは木のメンテをせずに10年の歳月。

↑この材木が何て呼ばれているのか思い出せないが、地元の裕福層は「シルバー」になるという目的のために、この木材をわざとつかって家を建てているよ。

●建築業界で働いているが、そういう酸化作用を求めて人は結構なお金を使っているよ。これは美しい。これは普通の木をきちんと取り扱うのと同じか、それより良い。

●太陽が全てを壊すんだよ。自分が乗っていた船では、太陽が当たらないところはニスを塗らなくてよかった。だがそれ以外は毎年必要だった。太陽による加熱で水が滲み出したところにひびが入るからだと思う。

↑紫外線だよ。太陽からの紫外線ね。文字通り何でも破壊する。木材、染料、布のようにオーガニックなものは特にね……

●きっと高圧洗浄機がそれを直してくれる。

↑高圧洗浄のプロとして言う、木材には使うな。


12世紀に建てられた北欧のスターヴ教会でも使われているこの松は、あまり手入れを必要としないだけでなく、美しさの面でも人気があるとのことです。
(参照:屋根にはドラゴンの魔除け…ヴァイキングが850年前に建てたノルウェーの「ボルグン・スターヴ教会」)

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